10年以上も人気の犬ランキングで1位を獲得しているトイ・プードル。
とっても可愛くって明るく友好的!大変賢くてしつけがしやすい。毛が抜けにくく飼いやすいなど、人気の理由に納得のトイ・プードルですが、被毛の色によって性格が違うという噂があります。
トイ・プードルの被毛の色で違うという性格を徹底的に解説。他の方の意見も交えながら、性格の違いについてお話していきます。実際に飼っている方に伺ったお話や、性格の見極め方もご紹介します。
トイ・プードルの基本的な性格
頭が良くしつけがしやすい
トイ・プードルの基本的な性格は、とにかく賢くしつけがしやすい犬と言われています。
根拠となるのは、79種類の犬の中で頭の良さ2位という研究の上での心理学者の言及。そして、トイ・プードルは、撃ち落とされた鳥を回収する為に働く狩猟犬である「バルビー」という犬種の祖先であること。
サーカスでも活躍するほど、人のコマンドを理解し物覚えがよく従順。可愛いだけでなく、愛玩犬として飼われてきたのも納得です。
愛情深く優しく友好的
トイプードルが従順なのは、コマンドを出す人間に対し愛情深いからこそ。トイプードルだけでなく、犬が従うのは、築きあげられた信頼関係が成り立つ人間です。愛情なくして信頼関係は築けませんよね。
無理やり言うことを聞かせようとしたり、思いのまま犬を支配しようとするのではなく、温かさのこもった感情で接するからこそ、愛情深くそして優しく友好的になるんですね。
明るく活発で運動が大好き
トイ・プードルは、運動神経抜群で動くことが大好き。走るシャンプする、キャッチする。そして泳ぎが大得意。きっと、水猟犬であった名残が残っているのでしょうね。
重複しますが、かつて活躍していたサーカスに現在でも登場したり、アジリティ大会などでも意気揚々と走り回る姿が見られます。
賢く愛情深く活発なだけに困った一面も
飼いやすと言われるトイ・プードルですが、頭の良さ・活発さが裏目に出てしまう場合もあります。
賢いのは、さまざまなことを考える能力があるということです。わかった上でイタズラをしたり、先読みしたり、神経質な一面を持っている子もいるんです。友好的とはいえ、他のワンちゃんが苦手なトイプードルもいます。
興奮して人に飛びついたりするのも、賢い上、運動能力があるからとも言えます。そして愛情深い面では、飼い主さんと離れられない「分離不安症」になる恐れも。
トイ・プードルの本当の性格100人アンケート
犬情報のメディア「IUNAVI」が行なった「トイ・プードルの性格100人アンケート」では、以下のような結果になっています。
- 1位 活発 43%
- 2位 明るい 28%
- 3位 愛情深い 19%
- 4位 従順 10%
引用元:IUNAVI
やはり、トイ・プードルの代表的な性格が並んでいますね。
トイ・プードルの被毛別性格
トイ・プードルの被毛は、ブラック・ホワイト・ブラウンが基本カラーですが、中間色合わせ全部で14種類あります。基本カラーの3原色と、レッドとアプリコット・シルバーの性格を見ていきましょう。
レッド(レッド・フォーン)
トイ・プードルの中で、1番人気なのがレッド。ペットショップでもブリーダーの犬舎でも、1番多い被毛色です。天真爛漫で愛情深く人懐こくて、しつけもしやすく大変飼いやすいと言われています。その反面、自己主張が強く、甘えん坊やわがままとも。
アプリコット(オレンジ・フォーン)
アプリコットのトイ・プードルは、レッドと同様、とても人懐こくてしつけがしやすいと言われていますが、消極的で怖がり屋さんが多いもよう。寂しがってお留守番ができない子もいるようです。
ホワイト
基本色の1つホワイトは、頭が良くとても安定した性格の子が多いと言われています。明るい上、社交性が高く落ち着いている反面、神経質な部分も持ち合わせています。
ブラック
ホワイト同様、頭が良く、控えめでおとなしく賢い安定した性格をしています。神経質だったり、少し荒い気性を持ち合わせた子もいて、個体差により両極端だとも言われています。
ブラウン
画像引用元:ameblo.jp
トイ・プードルのブラウンの性格は、明るくマイペースだと言われています。言い換えれば、おっとりしている・能天気・楽観的ということになるでしょうか。ただし、その分、しつけがしにくいと言えるかもしれません。
シルバー
画像引用元:www.buelco.com
シルバーの毛色のトイ・プードルの性格は、控えめで従順な一方、気難しく頑固で独立心が強い、両極端な傾向があります。子犬の頃からのしつけで大きく変わるため、
初めて飼う方にとっては難しいかもしれません。
性格によるトイプードルの行動パターン
トイ・プードルも人と同じでさまざまな性格があります。性格による行動パターンをピックアップしてみました。
- やんちゃで明るい性格
遊んでもらおうと、喜んで駆け寄ってくる。動くものに興味津々、激しく追いかける。 - おとなしく控えめな性格
静かに様子を伺っている。静かに近寄ってくる。じっと瞳を見つめることも。 - のんびりマイペースな性格
自由気ままに飛び跳ねたり、興味があることには颯爽と近づいてくる。興味がなければ寝転んだり、じっとしている。 - 甘えん坊で寂しがりな性格
とにかく抱っこしてもらおうとしている。手をペロペロと舐める。警戒心が強く、近づいてこないことも。 - 臆病で怖がり、気が弱い性格
全く目を見ず、小さく震えている。物音にもビクついたり、怖くて動けない。真逆で吠えて威嚇する場合もあり。 - 気が強く野生的な性格
遊び方が攻撃的。自己主張が強く要求が激しい。逆にそっけないケースも。
トイ・プードルの被毛の色と性格の違いの真偽
性格と被毛の色は関係ないという意見
これまでたくさんのプードルちゃん達を長年お世話してきておりますが、アプリコットの毛色でも
- 大人しく、すこし怖がりな子
- 誰にでもグイグイいく、活発な子
- 甘えん坊の人が大好きな子
など、性格はその子その子によって様々であり、毛色で共通するような性格的な特徴もございません。性別も性格には何の影響もありません。
ごく普通に考えても、毛色だけで性格が決まってしまうなんておかしいと思いますよね。「しつけがしやすい方がいいからこの色の子にしよう」という決め方をすると、考えていた性格ではなかったなんてことになり兼ねません。
色によって性格の違いがあるという意見
トイ・プードルの被毛の色と性格の違いについて、以下のような意見がありました。
動物病院でトリマーをしてます。
個人的には、色によって性格の違いはあると思います。
例えばホワイトは、プードルの中でも人懐っこい子や、
活発な子が多いです。
逆にブラックは、神経質な子が多いです。
(トリミングや治療の時に、噛みつく子はブラックが多いです)もちろんすべての犬が当てはまるわけではないです。
また大柄の子の方が、人懐っこいようにも思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
多くの犬と触れ合うトリマーさんですが、「色によって性格の違いはある」とおっしゃっていますし、ブリーダーさんによっては、被毛の色で性格が変わると言及している場合もあります。
やはり、人の血液型や干支などのように、ある程度の傾向はわかると言えるのかもしれません。
トイ・プードルの毛の退色と性格の関わり
トイ・プードルの被毛の色は、成長とともに退色していきます。つまり、色が薄くなるんですね。毛に含まれるメラニン色素が減少することで、どんどん毛の色が抜けていくんです。人間の白髪や、高齢になるほどピンク色になる乳首と同じ原理なんですね。
早い子では4ヶ月くらいから退色し、いったん落ち着いてから、再度7〜8歳くらいのシニアになって、さらに退色するケースが多いと言います。
また、トイ・プードルの被毛の色14色は、基本であるブラック・ホワイト・ブラウンの3色から作り出されたカラーです。本来、交配は同色で行ないますが、さまざまな色で交配を繰り返してきた、代々の遺伝的要因によって、色が変化するとも言われています。
上記のトリマーさんの言うように、色によって性格が違う可能性があるのなら、違う色が混ざったトイプードルは、両方の性格を受け継いでいる。だから、同じ色でも「色々な性格の子がいる」と言えるのかもしれませんね。
先日お散歩中に出会った1歳のトイプちゃん。薄いグレーでしたが、実はブラックで初めは真っ黒だったとおっしゃっていました。生後半年頃から色が抜けはじめ、あれよあれよという間に黒が完全になくなってしまったのだそう。
高齢で色が完全に変化するのは、よく聞く話ですが、1歳で真っ黒からグレーになることもあるんですね。(ひょっとすると、ブラックではなくシルバーだったのかもしれません。)
もちろん、全てのトイ・プードルの毛色が薄くなるわけではなく、人と同じように個体差があるため、性格にもバラつきがあるのではないでしょうか。
トイ・プードルの男女の性格の違い
犬も人間と同じで、男の子と女の子と、基本的な性格の違いがあります。
オスの性格
トイ・プードルのオスは、やんちゃで好奇心旺盛、大変遊び好き。そして、感情表現が豊かで甘えん坊さんが多い傾向にあります。いわゆるわがままなやんちゃ坊主といったところでしょうか。
メスの性格
トイ・プードルのメスは、大変落ち着いていて控えめでマイペース。そして我慢強い。飼い主さんをはじめ、多頭飼いの場合、他の犬に対し上手に接することができる子が多いと言われます。いわば、自制心を持ち合わせていると言えます。
被毛の色が加わると…
ワタシ個人的には、性別による性格の違いは、トイ・プードルだけに限ったことではなく、犬全般に当てはまると考えています。ワタシの実家で飼っていたポメラニアンのオスとメスも、姉の家のポメラニアンのオスとメスの性格も、そんな感じ。メスの方が自立していて「大人」な印象です。
知人のチワワも柴犬もミニチュアダックスフンドも、ラブラドール・レトリーバーも、話を聞くと、似たような感じの性格なんです。
その上、人にも通ずる部分あるような気がしませんか?もちろん、全ての犬や人とは言いませんが、どんな生き物であっても、男女の本質は似たり寄ったりなのかもしれませんね。
話を戻して…そこに被毛の色が加われば、さらに色々な性格の子がいても当然ですね。
飼い主さん談「うちのトイ・プードルの性格はこんな!」
それでは、ここで実際にトイ・プードルを飼っている方に、ワンちゃんの性格などについてお話を伺いました。
【レッド】人が大好きな性格のチャコちゃん
人が大好きでものすごく寂しがり屋&やきもち焼きのチャコちゃんです!
- 名前 チャコ
- 年齢 満9才
- 性別 女の子
- 被毛の色 レッド
- 被毛の退色 赤ちゃんの頃は今では考えられないくらい濃い色で3~4歳くらいから退色が始まり現在に至る
- お迎えした年齢 生後半年くらい
- 避妊手術 未
生理が毎回酷くて嚢腫になってからでは遅いため、年齢的にもギリギリになってくるので今年するか検討中 - チャコちゃんインスタグラムはこちら
チャコちゃんの性格は、ワンちゃんよりも人が大好きでやきもち焼き。とっても寂しがり屋さん。おばあちゃんがお出かけする際、ものすごい声を出して離れない。神経質なイメージも強いとのこと。誰かの帰宅や物音に敏感に反応し、奇声でお出迎え。
叱られないようにする手段を知っているという、悪賢い一面もあるのだそうです。おちゃめ♪わかっていても、顔が緩んでしまいます。チャコちゃんは、お耳の位置が高めなところもとってもキュートですね。
普段は、家の誰かにぴったりくっついていることが多く、ひたすら撫でてくれアピールがすごいです。あまりにも人が大好きすぎてお家でのお留守番の際など若干分離症かと思うくらいの悲鳴をあげることがあります。
特に自分のお婆ちゃんが、デイサービスなどで出掛けようとするものなら、この世の終わりかの如く悲鳴のような奇声をあげ、お婆ちゃんから離れようとしません。
我が家には他の子もいるためすぐ落ち着きはしますが、(ウエスティとトイプードルのMIX 10歳の女の子、シーズーとマルチーズのMIX 8歳の女の子)人が帰ってきたり物音がするとまた「ぴぇーっ」とまた奇声をあげ、ちょっと困ることもしばしば。
ワンちゃん同士ではそんなに得手不得手もなく、どんな子でも仲良くはできるのですが、人がいるとそちらにばかり行ってしまって、、、
運動神経はめちゃくちゃ良いのですが、ドッグランに行っても臭い嗅ぎと他のワンちゃんの飼い主さんたちに愛想を振り撒きすぎて全然遊んでくれません。せっかくのドッグランなのにと思うのですが「人>お友達ワンちゃん」っていうことなんだろうなと思います。
ホワイトの子の方が神経質なイメージが強く、レッドやグレーの子は比較的おおらかな子が多いような気がしますが、チャコはどちらかと言うとホワイトの子寄りな感じです。
トイプードル全般的に言えることですが、本当に頭が良く、怒られないように悪さをする、怒られる様な事をしたときは、ぴとっとくっついて愛嬌をふりまき「どうしたら怒られないか」理解しているという、頭が良いからこその悪賢い一面も。
さみしがりやで人たらしな性格の子です。
人が好きすぎて、ドッグランでもあまり遊ばないトイ・プードルちゃん、時々見ますが、ほんと可愛いんですよね。ママやパパからすると、めいっぱい走り回ってほしいところですが、どこに行っても「誰にでも可愛がられる」というのはトイ・プードルの特徴でもあります。
私の友人が言っていました。「妹のところの犬、行っても見向きもしないから、全然可愛くないのよね。でも、喜んできてくれると、とっても嬉しくなる。」やはり、笑顔で尻尾フリフリしてくれる子は、愛嬌があって可愛いものです。
【レッド】性格はとにかく甘えん坊のブラウニーくん
とっても甘えん坊で綺麗好きなブラウニーくん!
- 名前 ブラウニー
- 年齢 2歳
- 性別 オス
- 体重 5キロ
- 被毛の色 レッド
- 被毛の退色
- お迎えした年齢 生後4か月
- 去勢 7か月
ブラウニーくんは、飼い主さんのお膝の上が大好きな甘えん坊さん。そして綺麗好きな性格。土で汚れたおもちゃでは遊ばず、トイレシーツが汚れると教えてくれるのだとか。反面ブラッシングが苦手。そして、いたずらっ子です。
でも、トイレトレーニングも覚えてからは失敗なし!というおりこうさんなんですって。
性格はとても甘えん坊です。家にいるときは必ず膝の上にのって甘えます。相手にしないとおもちゃを持ってきて遊びの催促をします。しばらく遊んであげると満足してお昼寝します。(膝の上で)
ドッグランに連れて行くと、よそのワンちゃんともすぐ仲良くなれます。
苦手なのは、ブラッシングです。ほかのトイプードルと比べてカールが強いので、痛いのか、いつまで経っても慣れません。放置すると毛玉ができてしまうので、頑張ってやっていますがなかなか大変です。トリマーさんもかなり苦労されています。
掃除機も苦手。威嚇してきます。あと、人懐っこいですが、小さい子どもが苦手なようです、、、噛みついたりは全くありませんが、小さい子が来ると吠えて慣れるまでに時間がかかります。自分のベッドやクッションの綿を全部出してしまって困っています。
とても綺麗好きです。外で遊んだとき、ボールに土がついたりして汚れると、急にボール遊びを辞めます。トイレシーツも汚れると吠えて教えてくれます。飼い主に従順でとても飼いやすい犬だと思います。毛も抜けず家もあまり汚れません。犬臭もほかの犬種と比べると少ない気がします。
トイレトレーニングが簡単だった上、トイレシーツが汚れると吠えて教えてくれるなんて、とってもいい子ですね。犬がウンチを踏み散らかしてしまうことに悩まされている方もたくさんいます。
ベッドやクッションの綿を全部出してしまうのも、よくある悩み。置いてある洋服はもちろん、タンスやコードに噛み付いてしまい、ケージから出せないという飼い主さんもいます。
トイプードルだけに限らず、ブラッシングが苦手だったり、掃除機や小さい子が苦手なワンちゃんは多いですよ。
【レッド】人懐っこいけど時々勇敢になるララちゃん
人も犬も好きで人懐っこいララちゃん!ここぞの時は勇敢なSP犬に大変身
- 名前 ララ
- 年齢 10歳
- 性別 女の子
- 体重 1.5kg
- 被毛の色 レッド
- 被毛の退色 5歳くらいから
- お迎えした年齢 2ヶ月
- 避妊手術 ー
とっても小さいララちゃんは、トイ・プードルの中でも「ティーカップ」に相当するサイズです。こんな小さくって可愛いのに、飼い主さんに抱っこされている時、近づく人を吠えて威嚇するのだそう。
普段人懐っこくおとなしい性格でも、緊急事態を察知すると、芯の力を発揮するのかもしれませんね。
ララは生後2ヶ月450gでケーキ箱に入って我が家に来てくれました。子犬の頃からイタズラもせず、おしっこもすぐに覚えて、人懐こくて家族を癒やしてくれていました。
人も犬も大好きで、尻尾振ってワンワン寄っていく人懐っこい性格です。でも、私に抱かれている時、誰かが近づくと「ウーッ」とうなって怒る小さなSP犬です。
お出かけが大好きで大喜び!外に出るとずっと興奮気味です。ショッピングモールの外の階段も大好きで、ノンストップで駆け上がる姿がおもちゃみたいでとても可愛いらしいです。
ララは、なぜか家でしかトイレができず、恥ずかしがり屋さん、もしくは用心深い性格なのかもしれません。車や電車に乗る前とかにおしっこさせたい時は、外でおしっこシートを敷き「ちっち」とさせていましたが、周囲の人が見るのでちょっぴり恥ずかしい気持ちになっていました。
寝る時は甘えん坊で私の寝室のドアをカリカリして一緒にベッドで寝ています。毎日至福の時間です。
7才になり、膵炎→糖尿病→白内障になって、体重も1.6キロ→1.3キロになり毎日インスリン生活になりました。目が見えなくなり、大好きならおもちゃを投げても、通り過ぎたり壁にぶつかったり、最初は悲しくて涙が出ました。
それでも毎朝私が起きると散歩に誘って来ます。家の間取りは分かってるので、慣れてきておもちゃも持ってきて、遊ぼうと誘ってくれるように…。今は食欲もあり1.5キロまで戻りました。
目が見えなくなっても前向きなララを見ていると、励まされます。これからもララの喜ぶ事を一緒に楽しんで行こうと思います。
外でもトイレシートの上でおしっこしているララちゃんの姿を想像すると、なんてシャイでキュートなんだろうって思いますね。
犬が排泄する時は、隙を見せることになるため、隠れていなければ用を足さない犬もたくさんいますが、ララちゃんなりのこだわりがあるのでしょう。きっと、とっても繊細なんですね。
病気になっても、お散歩や遊びに誘うというララちゃんに癒される飼い主さん。犬はただ飼われているだけでなく、私たちに癒しや勇気をくれます。子どもが親に教えてくれることもあるように…という感じでしょうか。
ララちゃんが少しでも長く、そして元気でいてくれますように。
【ブラック】甘えん坊でさみしがりやさんの性格のオレオくん
- 名前 オレオ
- 年齢 1歳8か月
- 性別 オス
- 体重 5.4キロ
- 被毛の色 ブラック
- お迎えした年齢 2か月弱
- 去勢手術 6か月
飼い主さんの帰宅時のテンションがものすごいオレオくん。とっても甘えん坊で、眠るま前の撫でなでを無言でアピール。可愛すぎる目力に飼い主さんもメロメロなのでしょうね。
去勢がきっかけとなった可能性があるとのことですが、ホルモン分泌の変化で、さらに甘えん坊になったのかも。精神的な影響で、体調まで崩してしまう繊細さ、可愛くて仕方ない反面、とっても心配ですね。
仕事から帰宅するとハイテンションでお迎え。しっぽブンブン振って駆け寄ってきてこっちの顔をめちゃくちゃ舐めてきます。「めちゃくちゃ久しぶり!会いたかったよ!」と言わんばかりの勢いが毎日です。
リビングで昼寝するにしても誰かのそばに寄ってくるし、そばに来たんであごとか撫でてあげててちょっとやめるとこちらを目視、「もう終わり?」という感じで見つめてきます。寝付くギリギリまで撫で続ける毎日。
甘えん坊=寂しがりの一面も強くて、少し用事があって車で待たせていると運転席で立ち上がって離れていく背中を目で追って「クゥーン、クゥーン」とか細い声で鳴く始末。そんななのでなかなかお留守番させられずに困ってますね。
実は、去勢前は今ほど甘えん坊ではありませんでした。そこそこ甘えん坊ではありましたけど、お留守番もそれなりに出来ていました。去勢後、獣医さんから2~3日は一緒にいてあげてほしいと言われていたのですが仕事もあり実家に預けていました。そのあたりから甘え方が変わったような気がしていました。
お留守番させた後に、食事を取らなくなって下痢をする症状で元気がなく見えたことがあり、慌てて病院に連れて行ったこともありました。ただ病院に行く途中からどう見ても元気な感じになり、まさかと思っていたら獣医さんからは体調には異常はなんにもないと言われました。
人間の子供が寂しくて熱が出たり、体調を崩すようなことだと今は考えています。犬を飼うということを初めてしたので寂しい思いをさせてしまったこちらの子育てがうまくいかなかったのかなって思ってます。
でも甘えん坊な分なのか、人に対しての警戒心が薄いのでみんなに遊んで!ってしっぽブンブンで近づくところからみんなに愛される性格なんで可愛くて仕方ない、そんな子です。
警戒心の強い犬は、吠えたり噛みついたりという行動が出ます。トイ・プードルの「問題行動」は、実は、人の接し方や環境に問題がある可能性が大きいんです。反対意見もあるでしょうが、子育てと犬育ては、いわば同じ。育てる上での悪影響は全く同じと言っても過言ではありません。
オレオくんの警戒心の薄さは、基本的なトイ・プードルの気質も含め、安心できる環境で愛情いっぱいでゆったりと育ったからと言えるのかも。
【ブラック】おとなしくて控えめな性格のボビーくん
人懐っくておとなしい、控えめな性格。でもお留守番が大嫌いで結構頑固?なボビーくん!
- 名前 ボビー
- 年齢 16歳
- 性別 オス
- 体重 5.5kg
- 被毛の色 ブラック
- 被毛の退色 5歳くらいから
- お迎えした年齢 生後4ヶ月頃
- 去勢 未
ブラックのボビーくんは、おとなしくて人懐っこい性格をしているとおっしゃいます。その反面、お留守番を悟ると、家の外に出て断固として家には入らない頑固な一面も。
そして、おトイレがしたくなったら窓を擦って知らせるという賢さ。とても可愛らしいエピソードもお話下さっています。
ボビーの性格は、とても人懐っこく、赤ん坊が少し手荒にボビーを扱っても怒ることは全くなく、赤ん坊にされるがまま。他の雌犬が近くにいると喜んで後ろを追いかけますが、匂いを嗅ぐ程度で喜んでいます。
ボビーはとても大人しく、常に私たち人間の顔色を見ているような性格です。私の印象としては、ボビーは私の母の事を恋人だと思っているんじゃないかなと。(笑)
お留守番を嫌い、家主が出かける準備をしていると、雰囲気で悟り、隙を見て玄関から飛び出し、家の外で家族のお出掛けを待ちます。この時ばかりは何度名前を呼んでも家に帰って来ません(笑)とてもかしこい犬だと思います。
体格も毎日ささみを与えていたせいかがっしりしており、弟はトイプードルじゃなくてチョイプードルなんじゃないなんて冗談を言っていました(笑)
鶏肉が大好きで、家で水炊き(福岡県民です)をすると、食卓の椅子に座り、「クーン、クーン」と甘えた声を出し、鶏肉を催促してきます。テーブルに飛び乗ったり、お皿の物を勝手に食べることはなく、とにかく控えめに催促してくる姿がとても愛らしいです。
トイレトレーニングをどのようにすればよいのか分からず、家の庭でトイレをさせていたら、トイレに行きたい時には、窓を手で擦るようになったので、雨の日も雪の日もボビーは外に出てトイレを済ませます。
私は、自転車で海に行くのが好きなのですが、ボビーを自転車かごに入れて、40分程かけて海に行くこともありました。ある日、海辺でリードを離して歩いていると、カモメがおり、ボビーは興奮して追いかけて行ったのですが、カモメしか見ておらず、気付いたら海の浅瀬。大パニックで私の元に帰ってきた、あの時の「やっちまった!!」みたいな表情は今でも思い出すと笑えます。
今は老犬となり、白内障もあり、耳も遠く、オムツを履かせています。相変わらず母の事が大好きで、毎晩、母の腕枕で一緒に寝ています。もう老い先も長くないと覚悟はしていますが、我が家に来てくれてありがとう。と感謝の気持ちでいっぱいです。ボビーは犬、動物ですが、立派な我が家の一員です。
赤ちゃんに手荒にされても怒らない、大好きな鶏肉を控えめに催促する…など、 ブラックで言われている性格とぴったり一致していますね。それでなくても、子どもが苦手なワンちゃんは多いものですが、ボビーくんの控えめで優しい性格が表れているようです。
犬は家族の一員であり、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える気持ち、多くの方が感じているでしょう。
ちなみに、先日、お散歩中、ボビーくんと同じくらいの体重(5kgほど)のトイプードルちゃんが、キッチンにジャンプして焼き鳥の串を丸ごと飲み込み、催吐処置(異物誤飲の対処法)をしたと話していた方がいました。その後、しつけ教室へ預けているとおっしゃっていましたが、教室に預けざるを得ない事件ですよね。
トイプードルのジャンプ力はかなりのものです。手が届かないだろうと思って安心はできません。
【アプリコット】寂しがり屋で穏やかな性格のぷりんちゃん
穏やかな性格、家族大好きな寂しがり屋さんのぷりんちゃん!
- 名前 ぷりん
- 年齢 13歳
- 体重 3.6kg
- 性別 女の子
- 被毛の色 アプリコット
- 被毛の退色 成長するつれて少しずつ
- お迎えした年齢 3ヶ月
- 避妊手術 1歳になるまでに行いました
ぷりんちゃんは、飼い主さんが「怒ったりうなったりしているところをほぼ見たことがない」というくらい穏やかな性格。
しつけの過程で、歯磨きやブラッシング・散歩の後の足拭きなど、嫌なことをされて、少しくらいは歯を剥いてうなってもおかしくありません。女の子ならではのしとやかさを持っているのでしょうか。
おとなしくておしとやかな性格が、ぷりんちゃんの可愛いお顔にも表れているような表情です。
あまり他のわんちゃんとは、交流したことがないので散歩の時やTVでほかの動物が映ると吠えます。あと、おじさんを見ても吠えます(笑)。
これは我が家での冬の風物詩になっていることなんですけど、私の家はフローリングなので寒い時期になると床が冷たいな〜と感じるけどぷりんにも冷たいらしくフローリングの上を極力歩かなくなっちゃいます。
呼んでもカーペットがあるところまでしか出てきてくれず遠くから見つめてきます。だから、寒くなるとリビングから寝室までぷりんの通る道にマットを引いて歩いても冷たくないようにすると近くまで寄ってきてくれます。マットからはほぼ出てきてくれないけど、、(笑)
ぷりんのお父さんは少し大きめサイズで今のぷりんくらいの毛色をしてます。とても穏やかな性格で静かに撫でさせてくれるしそばに寄り添ってくれます。お母さんはお父さんと真反対で毛色が濃く小柄で割とヒステリックに吠えたりはしゃぐタイプです。大人しく撫でさせてくれたことないです(笑)。弟はお父さんに毛色も性格も似ていて、妹は濃い色で気が強いです。
だから、ぷりんの家族は、毛色の薄いチームは比較的穏やかな性格で濃いチームは気が強いのかなぁって感じがします!!お父さん似なのかなぁ?!
フローリングを通りたくなくて、カーペットの端で待っているぷりんちゃん、とってもおちゃめ。
また、アプリコットのトイ・プードルは、消極的でとっても寂しがり屋な子も多いといいますが、濃さで変わるかもしれないという新たな発見。お父さんとお母さんの性格や、兄弟の性格は真逆とのこと、とても面白いですね。
【ホワイト】わがままで人も犬も大好きな性格!テンション高めのリムちゃん
とにかく誰にでもなついて、いつも楽しくはしゃいで大暴れのリムちゃん!
- 名前 リム
- 年齢 4歳
- 体重 2.4kg
- 性別 女の子
- 被毛の色 ホワイト
- 被毛の退色 なし
- お迎えした年齢 2ヶ月半
- 避妊手術 1歳くらい
リムちゃんは、手でフードを食べさせなければいけないくらいのわがままぶり。そして、人でも犬でも喜んで飛びついて喜ぶのだとか。感情表現が豊かなんですね。
お留守番中も、ずっと吠え続け、隣近所に迷惑がかかってしまうので困っています。
犬も人も大好きで、どこへ行っても誰にでも喜んで飛びかかっていきます。ドッグランでも、犬や人に飛びかかったり、他のワンちゃんのおもちゃを奪って逃走したり。嬉しそうに走り回るのはいいんですが、怖がりのワンちゃんにもグイグイいくので、もう少し落ち着いた性格になってほしいです。
なんか親バカ加減がすごい私なのですが、自分の子だから可愛いって思えますし、周囲の人もリムの可愛さがあるから笑顔で許してくれます。でも人に例えると、自分の可愛さをわかっている「あざとい性格」だな〜と考えたりもします 笑。
でも、実際常に満面の笑みを浮かべているリムは、正真正銘可愛い子です。これだけいつも笑顔の子は、あまりいないと思います。
うちには、リムの姉(レッドのトイプ)がいるのですが、リムと違っていつも歯を剥きだして怒っています。リムのように元気に走り回っている時も、笑顔は一切見せません。犬でもこれだけ性格が違うと、本当に面白いですね。
お留守番のとき吠え続けるのは、「どこに行ったの?帰ってきてよー」と呼んでいるのでしょうか。匿名くんは、遠吠えをしていた頃があります。
飼い主さんがおっしゃるように、明るい笑顔を常に振りまけるのは、ある意味、自分の可愛さをわかっているから?姉妹で全く真逆の性格というのも、まるで人間みたいですね。
ホワイトの「社交性が高い性格」はあながち間違っていなさそうです。
【シルバー】活発でシャイな一面もあるこむぎちゃん
人は大好きbutワンちゃんは苦手でちょっぴり臆病。遊びが大好きで活発なこむぎちゃん!
- 名前 こむぎ
- 年齢 1歳10ヶ月
- 性別 メス
- 体重 3.0kg
- 被毛の色 シルバー
- 被毛の退色 最初は真っ黒で徐々にシルバーに
- お迎えした月齢 3ヶ月
- 避妊手術は 7ヶ月
こむぎちゃんの性格は、遊び好きで活発。人との遊びは得意だけれど、ワンちゃんに対しては、苦手で臆病、警戒心が強いとのこと。言い換えればシャイな性格とも言えますね。
そして、キャッチボールがとってもお上手。「持ってこい」ができなくて、ボール遊びを一緒にしたいと思っている飼い主さんも多数いる中、朝もボールを持って飼い主さんを起こしにくるほど。
飼い主さんと楽しそうに遊んでいるこむぎちゃんは、写真よりも可愛いのでしょうね。
特にボール遊びが大好きで、具体的には室内でも外でも私が投げたボールをキャッチしてまた持ってきてくれるといった感じの遊びです。朝起きたらボールを加えて飼い主の私を起こしにきますし、日中も夜もボールを加えながら「遊んで?」と言った感じでアピールしてきます(笑)
家族には保育園児になる子ども2人もいるのですが、その子どもたちとも仲良く遊べる協調性もあるのでとても感心している部分です。
私にとってこむぎは初めて飼うわんちゃんなのですが、正直ここまで遊ぶことが好きだとは飼う前は思ってもいなかったです。もちろんご飯の時間も大好きなんですが、楽しく遊ぶことが生きがいなんだなと思うと、元気なうちにたくさん遊んであげたいなと心から思います。
また、その遊び好きで元気なイメージとは対照的に、他のわんちゃんと遊ぶことがあまり得意ではなく、ドッグランなどにいっても他のわんちゃんのことを怖がってしまうといった一面もあります。
人間に対しては顔見知りをすることもなく、楽しく遊ぶことができるのですが、わんちゃんに対しては少し臆病で警戒心の強い一面があるのも特徴的な性格の一つです。
そんなこむぎですが、飼っていて一番感じるのはとても賢いという点です。家族に迎え入れて最初の半年間でトイレトレーニングやおすわり、まてなどのしつけをしっかり行ったことでそれ以降もアイコンタクトもしっかりとれるようになりましたし、キャッチしたボールをまっすぐ飼い主に届けてくれるのもある種の賢さの表れだと思っています。
これからもたくさん遊んであげたいと思いますし、長生きしてほしいです。
他のワンちゃんが怖くて一緒に遊べないという一面があるとのことですが、洗練された上品な印象のシルバーカラーの上、とっても美人さんなので、クールな雰囲気にも見えそう。
しつけも問題なく行えて、アイコンタクトまで上手にできるこむぎちゃんのおりこうさ♪飼い主さんがおっしゃるように、キャッチしたボールをまっすぐ飼い主に届けられるのは、トイ・プードルの頭の良さの表れですね。
さすが狩猟犬の血を引き継いでいるだけあります。こむぎちゃんなら、嘱託警察犬として活躍しているアンズちゃんやハンナちゃんのように警察犬も務められそう?
トイ・プードルの性格の見極め方
多くの方が、しつけやすい賢い子、ここぞという時におりこうさんでいてくれる穏やかな子を選びたいと思っているでしょう。だって、やんちゃで手がつけられないとなると、もう大変ですもの。
部屋はおしっこだらけ、飼い主や他の人他の犬に噛み付く、家では吠えまくって隣近所から苦情の嵐、リードは引っ張りまるで人間が散歩される始末…このような事態になってしまうかもしれないですから。
それと同時に、人懐こくって可愛らしい子とも考えているでしょうか。
冒頭と重複しますが、結論をお伝えすると、「2〜3ヶ月くらいの子犬の性格を見極める手段はない」というのが、ワタシの意見です。4ヶ月以降になると、もしかすると見極めることができるかもしれません。
それを踏まえた上で、以下をご覧ください。Yahoo!知恵袋の質問と回答です。
この度トイプードルを飼おうかと思ってます。
子犬の段階から性格を見極めるのは難しいと承知の上質問します。
前の子が非常に臆病で気性の荒い子だったので・・なるべく穏やかな子を迎えたいのです。大人3人の家族でゆったりと育てるつもりです
兄弟や他の子犬とじゃれてる時、どのようなところを見れば性格を見極められますか?
候補の子は抱っこした時体が震え、少ししたら震えが収まるような子なのですが臆病なのでしょうか?
どのような反応が理想的なのでしょうか引用元:Yahoo!知恵袋
それに対して知恵袋ユーザーの回答をご紹介し、見極め方を考えていきたいと思います。
親を見せてもらう
あくまでも、素人の方の判断の目安としてお伝えします。
性格は、かなりの部分親から遺伝すると言っていいと思います。
可能なら親を見せてもらうこと。
「性格は親から遺伝する」納得の意見ですよね。人の場合と同じく、血は争えません。両親を見せてくれるブリーダーさんもあるため、1つの判断材料となりそうです。
ですが、アプリコットぷりんちゃんの例のように、「お父さんは穏やか」「お母さんがヒステリックにはしゃぐタイプ」「弟は穏やかだけど、妹は気が強い」という例もあるので、やはり一概には言えなさそう。
ぷりんちゃん一家は、毛色の薄いチームと濃いチームに分けられていて、薄い方が穏やかだと言っていましたよね。これも、頭に入れておいて、色々な方のトイプ情報を集めるのも1つの手かもしれませんね。
この5項目をチェック!
この方の意見によると、下記5項目にて、最初から飼いやすい子を選択するのが良いとのこと。
生れ落ちて数日で抱き上げた段階で生まれ持った気質って大体わかりますよ
生後1か月もなれば、兄弟や他の成犬への絡み方 おもちゃの遊び方でさらにわかり、2か月になればかなりわかります元の気質3割、ブリーダー宅2割、後の飼い主の育て方5割で性格が決まると言われてますが、同じ親から生まれ、同じ環境で育てようと、別々の血統で多頭飼育をしても、成犬時の性格ってそれぞれで違いますから(笑)
結局飼いやすい子を最初から選択する方がベストです。
選ぶときは、
- 音や物にびくびくしない
- 表情が明るくおっとりした顔立ち←顔つきに性格は出ます
- 兄弟犬と遊ぶときに攻撃的ではない方、控えめな態度の個体
- 呼んで一旦考えて尻尾振ってくる個体
- 抱っこして最初から大人しい
絶対ではないですが、人に極端に積極的に懐く子も要求が激しい子だったり飼い主が静かにしたい時でも、構って~と空気読めない犬だったりすることもあるので、人懐こいってのも程度がありますし、恐がりで震えていても、自己主張もせず穏やかな性格かもしれません
臆病だと、育て方によっては威嚇し攻撃的になる可能性もあるため、びくびくしない子の方がいいかもしれません。顔つきに出るのも、遊び方によるのも、よくわかりますね。こういう見極め方もあるのは納得です。
ですが、「絶対ではないですが」の後の言い分もよくわかるので、注意した方が良さそうですね。
噛み癖の少ない子/全く人の目をみない子
穏やかな子を迎え入れたいならば、犬種から考慮するべきですね。
小型犬の多くは、繊細で気難しいところがあり、頭が良ければ、飼いかた一つでどちらにも転ぶといえるでしょう。まず、噛み癖は好奇心のあらわれですから、出来るだけ、噛み癖の少ない子がいいでしょう。
人の目をじっと見つめる子は、おおらかですが、権勢が強くなりやすく、全く人の目をみない子は、繊細で気が弱いことも多いですが、従順で、飼い易いといえるでしょう。
この方は、犬種から考慮すべき。小型犬は飼い方1つとおっしゃっています。噛み癖の少ない子、人の目を見ない子というのは、4ヶ月ほど以上なら可能性あるかなと感じました。
ちなみに、以下のような意見もありますよ。
余計なことですがトイプーって穏やかな性格ですか?常にハイテンションで落ち着きのない要求の激しい犬種で飼い主に依存しやすく、留守番時の無駄吠え率、ケージに入れた時の無駄吠え率もかなり激しい犬種です
かなり寂しがり屋。
対人、犬にはフレンドリーなのは利点ですけど、ゆったりと過ごしたいって犬種ではないと思います。
トイ・プードルが、「常に落ち着きがなく無駄吠えも激しい犬種」だというのは、おそらく、この方がそういうトイプとしか接したことがないからでしょう。ワタシ個人的には、自分の家のトイ・プードルや他のトイ・プードルちゃんと接した上で、とっても穏やかな犬種だと思っています。落ち着きのない子や、吠える子の方が少ない印象です。
穏やかな子はいないー育て方で変わる
次の方の意見はこうです。
まず、初めから穏やかな子はいない・・・と思った方がいいのでは。育て方と思います。
また人から見て穏やかなくらいだと、犬社会では生きていけないのではないでしょうか。元気でも冷静になれる教育がなされれば、穏やかにすることはできます。
これまでのわんこは、怖がりだから(自信がないから)、吠えて虚勢を張り、「これ以上近ずくな」と訴えていたのでは?トイプードルは、とても陽気で頭がよく、フレンドリー^^ そんな子に思います。うちの子がそうだからかな^^
初めから穏やかな子はいない…この意見は、ワタシ個人的に物申すというように感じました。やはり持って生まれた性格というものもあるはず。ただし、「育て方」である。この意見には共感します。
「元気でも冷静になれる教育」ワタシが言いたいのもコレです。
性格は見極められない
ワタシは「育て方」に共感するのと同時に、性格は見極められないと考えています。
なぜなら、2ヶ月の時、超が100個つくほどおとなしそうで物静かだった子が、3ヶ月くらいで見た時、ものすごく吠えて暴れまわるほど激しくなっているのを見たからです。
ワタシがトイ・プードルを迎えたのは、ペットショップでした。実は、その時はじめに抱っこしたクリーム色の2ヶ月の子がその子なんです。だっこした時「こんなにおとなしいの?」と驚きました。店員さんも言っていました。「ものすごくおとなしい子なんです。ご飯の時も、要求することもなく、ただじっと待ってるんですよ。」
その後、ふと目に入った同じく2ヶ月のレッドの子に感じた運命。今のワタシの最愛のトイプ「匿名くん」です。2匹ともおとなしさは全く違いありませんでしたが、「この子しかいない」と感じ、迎えることに…。
その後ワクチンなどで行ったタイミングで見たクリームの子の激しさはものすごいものでした。その上、びっくりするほど大きくなっていました。お誕生日は数日違い。匿名くんは1kgくらいでしたが、おそらくその子は1.5倍はあったように思います。(上記画像)
先天的な気質も関係あるでしょうが、その子を迎えていたとすれば、少しは違っていたような気がします。
トイ・プードルの性格は育て方で変わる
ワタシの意見と似ている、以下のような他の回答もありました。
子犬だけを見てもダメです。
親犬の性格も重要で、専門ブリーダーさんを見つけて、貴方様の理想を伝えて理想に近い子と育て方を教授してもらい飼われれば良い結果になると思います。
前の犬でも接し方が間違っていたと思います。臆病な子にさせたのも飼い主さんの問題と言う事を理解されないと同じ過ちを繰り返します。
5項目チェックの方はこう言っていました。「元の気質3割、ブリーダー宅2割、後の飼い主の育て方5割で性格が決まる」
犬も人と同じように、性格が決まるのは先天的・後天的な要因はあると誰もが思いますよね。何割かということまでは断言できませんが、生まれつき穏やかな子を選ぶこと、そして、ブリーダー犬舎での育て方と飼い主の育て方はとっても重要ではないでしょうか。
「臆病な子にさせたのも飼い主さんの問題という事を理解しないと同じ過ちを繰り返す」かなり辛辣な意見ですし、元の気質もあるので一概には言えませんが、半分は確率もありそうです。
去勢避妊手術で変わる性格
去勢や避妊手術をした犬は、ホルモンの影響で性格が穏やかになると言われています。
去勢をしたオスは性格が手術前より柔和になりやすく、飼い主さんに対しても甘えん坊になる可能性があるでしょう。
オレオくんも、去勢を期に甘えん坊になったような気がするとおっしゃっていましたね。実は、うちも同じです。
避妊手術で卵巣を摘出すると女性ホルモンの分泌量が減少するためか、もともと攻撃性の高い犬などで攻撃行動が増加したと述べているドッグトレーナーもいます。
引用元:ANA
科学的根拠はありませんし、「全く変わらない」という方もいますが、他に「変わった」という方もいます。
我が家の犬は、初めから臆病なところがありましたが、
悩んだ挙句に虚勢した訳です・・・。さらに臆病になってしまって、かなり後悔しましたね。
引用元:Yahoo!知恵袋
臆病な性格が、さらに臆病になったとすれば、やはり後悔しそうですね…。
犬の性格が決まる時期
犬の性格が決まるのは、生後1年ほどだと言われています。犬の1歳は人間の13歳ほど。全く問題なく、性格を変えることはできます。
仮に20歳を超えて大人になったって、性格は変えられます。心理学者の研究でも明らかになっているんですよ。そのため、個人的には、犬だって性格を変えることは可能だと考えています。
もちろん持って生まれた気質は変えることはできませんし、犬と人とは違うという意見もあるでしょう。しかし、犬のしつけは何歳になっても可能ですし、後天的に形成された性格でも、変えられないことはありません。
もしも、迎えたトイ・プードルがやんちゃすぎて困ったとしても、人と暮らす上でのルールを愛情を持って教えれば、ほんの少しずつでも変わってくることでしょう。