トイプードルは、基本的にオスはやんちゃで甘えん坊、メスは落ち着いていてマイペース、などと言われますが、実際にはどうなんだろう。
トイプードルを迎えたいけど、オスとメスで迷っている方、どっちが飼いやすか知りたい方のために、経験者へのアンケートに併せ、ベテラントイプードル愛犬家のママさんに詳しいお話を伺いました。
トイプードルのオスとメスどっちが飼いやすい?アンケート
トイプードルのオスとメスを飼ったことのある方、多頭飼いされている方に、トイプードルのオスとメス、どっちが飼いやすいかお聞きしました。
fa-paw トイプードルのオスとメスどっちが飼いやすい? fa-paw
- メスが飼いやすい 12人(46%)
- オスが飼いやすい 10人(38%)
- どちらとも言えない 4人(15%)
調査対象:トイプードルのオスとメスの飼育経験がある方
調査期間:2022年8月〜1月
調査方法:街頭アンケート、インターネット
調査人数:26人(女性21人/男性5人)
ほんの少人数のアンケート結果ですが、トイプードルはメスが「飼いやすい」という方が、わずかですが一番多い結果になっています。
どちらが飼いやすいとは言えない
アンケートで一番少なかった回答ですが、実は、オス・メス飼いやすさはどちらも同じ。
なぜなら、生まれ持った性格、ブリーダー犬舎での育ち方、迎え入れた家での育ち方。これらによって、同じ性別でも性格は驚くほど違うからです。
犬と人には相性もある、ワタシもそう思います。
ワタシの匿名くんは、子どもやキャピキャピ話す若めの人が嫌いで、どちらかといえばおじぃちゃんおばぁちゃんが好き。基本、犬は、落ち着いている人になつくと言いますが、その中でも離れていく場合もあります。それって、相性の問題なのかなと思ったりもします。
避妊・去勢手術をしない場合でも、飼いやすさは大きく違ってきます。
メスが飼いやすい
トイプードルのメスは、マイペースで落ち着いている子が多いとも言われています。そして、賢くておねだり上手で、しつけもしやすいとも。
よく「あざとい」と言いますが、可愛がってもらえる術を知っているのでしょうか。猫でもメスはツンデレが多いと言いますし、人でも女の方が賢い(?)ですよね。
電気コードやソファを噛んだり、常に無駄吠えするし困っていました。メスはおとなしくておりこうさんで飼いやすいです。
うちの場合のオスは、単純に「どうしても欲しい」の気持ちで突っ走る傾向にありますが、メスは怒られないようにする手段を冷静に判断できます。
ただ、やはりメス全てがそうとは言い切れません。うちのメスは、全く落ち着いておらず、耳をつんざくキンキン声で玄関のインターホンや小さな物音に対し吠えるし、過剰に興奮しやすい性格です。
お客さんがくると、これでもかというほど、玄関の柵に飛びついて大騒ぎ、近所迷惑極まりなしです。入ってこようものなら、顔を舐めて大歓迎。常に誰かがくるのを待ちわびています。
散歩でも、ワンちゃんを見ると、キャンキャン!と泣きわめきリードを引っ張り暴れ回ります。犬にも人にも構ってもらいたい一心で吠えます。
耳をつんざくキンキン声なので、特に早朝の散歩では困りました。散歩中のワンちゃんを避けて、引き返したり道を変えて対処。1歳になり、少しは制御できるようになってきましたが、一度テンションが上がると時遅しです。
物などでは自制できるのに、人やワンコには全くできない。面白いですよね。うちのメスは、人や犬とのコミュニケーションに対しての方が、強い喜びを感じているのかも。
ワタシは仕事で留守番が長いので、大きな足上げのトイレスペースを何箇所も用意しなきゃいけないので、メスの方がいいと思っています。実家にいるメスを見ていると、本当に楽そうでうらやましい。
オスのマーキング行動は、しつけでやめさせるのは難易度が高く、トイレトレーニングよりも難しいです。今回トイプードル愛犬家にインタビューでお聞きしましたが、縄張り争いのケンカも壮絶のようですよ。(別記事で紹介←お待ちください)
でも、オスだけでなく、メス同士のケンカもあります。友人のトイプードルは、メス同士のケンカがものすごく、流血してもやめないほどものすごかったそうです。
犬同士の相性もありますし、やはりオスメスで性格を一括りにはできないという証拠ですね。
オスが飼いやすい
オスは、基本的に甘えん坊と言われています。人でもそうですよね。
今回アンケートで面白かったのは、飼いやすいかどうかは別として26人中17人の方が「オスは、とにかく無邪気で可愛い」とおっしゃっていたことです。
どちらも可愛いのには変わりはありませんが、甘えん坊のオスの可愛さがたまりません。うちのオスは、いわゆるツンデレで、半端なく自分勝手な性格ですが、それがまた萌えるポイントです。
「オスは可愛い」というのは、性別が関係しているように感じています。父親は娘、母親は息子が可愛いと言いますよね。ご高齢の男性がこうおっしゃっていました。
そして、オスは家内に、メスは私の方になついているよ。寝る時も同じ。一度、逆に寝かせたけれど、結局は元に戻ったんだよ。
科学的根拠はないようですが、基本的に犬は声の高い女性を好みやすいとされます。しかし、ワタシは人と同じで、異性になつきやすいという一面もあるように感じます。以下のように、同じように感じている方もいます。
私の経験では、一般的に人間と同じだと思います。メスの犬は男性に、オスの犬は女性を好む傾向があります。
引用:Quora
もちろん逆だと言う犬もいるでしょうし、人の好みもまた然り。フェロモンを嗅ぎ分けているという説もありますが、常に面倒を見る方の性別も、1つの選び方として考えていいかもしれませんね。
オスとメスの発情についても考慮が必要
トイプードルのオスとメスを選ぶにあたって、発情について考えなければいけません。
去勢手術は、前立腺肥大や会陰ヘルニア、肛門周辺や精巣腫瘍などにかかるリスクを下げ、ストレスを抑制します。
オスは、メスのヒート(生理)を察知すると発情しますが、2,3km離れたメスのニオイも嗅ぎつけるのだとか。すると、食欲不振になったり、とにかくメスのことしか考えられなくなるのだそう。
獣医師の話によると、ヒート中のメスも落ち着きがなくなったり、ご飯を食べなくなったり大きなストレスの原因になることも。
ワタシはオスの匿名くんを迎えてから、去勢手術になかなか踏み切れませんでした。小さな体に麻酔をして何かあったら?痛い思いをさせるのが怖い。自然のままでいいかな…。そうして悩んだまま引き伸ばしていたんです。
匿名くんは、8ヶ月で初めてのマーキングをし、その後やめさせることなくさせていると、時々家の中でもマーキングをするように…。
家の中のマーキングをやめさせるのに、そこまで手はかかりませんでしたが、妹ちゃんやお友だちのメスのワンちゃんに乗り掛かって腰を振ったりしていましたし、妹ちゃんを迎えようと思った時、去勢することを決めました。
そして、匿名くん1歳3ヶ月、妹ちゃん6ヶ月で2匹同時に手術をしました。以下、獣医師から受けたアドバイスです。
- 去勢手術に最適な時期:マーキングをする前(5ヶ月くらい〜)
- 避妊手術に最適な時期:ヒート(生理)が始まる前(6ヶ月くらい〜)
女の子は生理が始まる前と後では、乳腺腫瘍になる確率が違い、たった一度でも生理がくると、リスクが跳ね上がるそうです。
ワタシは、それで避妊の時期を決めました。
妹ちゃんは、6ヶ月の頃1.9kgくらいになっていましたが、もっと小さい子は、さらに麻酔のリスクも考えなければいけませんね。できないと言う動物病院もあるようです。
ワタシが支払った去勢避妊のおおよその費用は、以下になります。
- 手術前の血液検査20,000円+去勢手術30,000円=50,000円
- 手術前の血液検査20,000円+避妊手術50,000円=70,000円
オスとメスの値段の差
トイプードルを迎える時、オスかメスか以前お財布との相談が必要ですよね。ブリーダーナビによると、トイプードルの平均の値段は以下のようになっていますよ。
- トイプードル(全体)の平均的な値段相場は約45万2,326円
- タイニープードルの平均価格は約44万0,640円
- ティーカッププードルの平均価格は約60万9,981円
- トイプードルの平均価格は約37万8,042円
引用:ブリーダーナビ
こちらの記事「トイプードル丸わかり!特徴や性格・大きさや人気カットまで」でもお話していますが、トイ・プードルの価格はメスの方が高い傾向にあります。
そして、ネットや店舗で見て、ワタシが好みだなぁと思う子を見る限りでは、以下が相場のように感じます。
- マズルが短い(目と鼻をつなぐ線が逆正三角形)/毛量が多い/毛吹きがいい/体の小さいドワーフタイプは男の子で60〜70万、女の子では80万超え
- 身体が大きかったり+大きくなりそうな子、顔が長めだなと思う子、4カ月くらいに成長した子は40〜50万ほど
100万200万を超える子もいますし、4カ月ほどに成長していても高額な子もいます。
また、純血種のトイプードルは、血統の良さで価格に違いが出ます。ドッグショーなどでチャンピオンの親を持っていれば、その分高額になるんです。
匿名くんは、父2.5kg母2.7kgで普通のトイプードル。妹ちゃんは父1.5kg母1.7kgでティーカップサイズと言われていましたが、メスの妹ちゃんの方が8万円高額でした。
迎えた場所も違いますが、メスということと、体が小さいことで、値段が高かったのでしょうね。
でも、人気のドワーフタイプは、ドッグショーなどでは失格となるので、血統的にはよくないということになります。
※ここで言う「ドワーフ」は、胴長短足のことではなく、体の小さい個体のこととします。
オスとメスどっちがお金がかかる?
育てていく上で必要なお金は、日常的なものはほぼ変わりありません。
避妊と去勢の金額の差はありますが、個体の健康さをベースに、育てる環境、食べ物など、あらゆることが関係してくるため、性別でどっちがお金がかかるとは言えません。
ただ、うちの場合、体の小さなメスの方が何かと弱い印象です。
ベテラントイプードル愛犬家🐶インタビュー
ふーちゃんシュシュくんヴィヴィちゃんママは、6匹のトイプードル飼育経験のあるベテラントイプードル愛犬家です。オスもメスも、去勢避妊手術未も済も育ててこられた多頭飼いとしても大先輩ですよ!
シュシュくんInstagramはこちら ⇒ mon.chouchou523
ヴィヴィちゃんInstagramはこちら ⇒ mon.vivi227
フラッフィーちゃん
2代目
・メス
(出産経験あり)シニア期に乳腺腫瘍の為、乳腺卵巣切除手術済
・20歳
・体重2.8kg
・お誕生日2002年9月3日
・カラー ブラック
・マイペース
ChouChouくん
(シュシュ)
5代目
・オス
・去勢 生後4ヶ月
・一歳7ヶ月
・体重4.8kg
・お誕生日2021年5月23日
・カラー レッド
・優しいビビり
ViViちゃん
(ヴィヴィ)
6代目
・メス
・避妊手術 生後7ヶ月
・生後10ヵ月半
・体重1.3kg台をウロウロ
・お誕生日2021年2月27日
・カラー レッド
・気の強い甘えん坊
ジオくん
初代トイプー
・オス(去勢手術なし)
・17才半で永眠
・体重2.5kgくらい(晩年は2キロ程)
・お誕生日1999年9月11日
・カラー レッド
ミルコくん
3代目トイプー
(ジオとフラッフィーの子供)
・オス(去勢なし)
・17才半で永眠
・体重4.2kg程(晩年は3.8キロ程)
・誕生日2005年2月9日
・カラー ブラック
ファーファーくん
4代目トイプー
(ジオとフラッフィーの子供)
・オス(去勢なし)
・16才半で永眠
・体重3.6kg(晩年は3.2キロ程)
・お誕生日2005年2月9日
・カラー レッド
トイプードルは飼いやすいですか?
飼いやすいです!
プードルの一番の素晴らしさは、毛が抜けないことです!!服が毛だらけになりません。
また、育つ環境なのか?その子の性格なのか?わからないのですが、歴代のプードル全てが人懐っこくて、飼い主以外の人にもとても愛想が良いので、初対面でも可愛がってもらえていました。
オスとメスどちらが飼いやすい?
その子の性格が大きく関わると思うので、オスとメスで大差がないように感じてます。パピー期の大変さも、大きく変わらない気がします。
それよりも先住犬がいるかどうかでしつけのしやすさが変わると思います。
後からお迎えした子は、上の子の真似をするのでトイレも自然に覚えてくれるし、して良いこと悪いことも上の子が叱られてるのをみて覚えるので、あまり手がかからないと思います。
一概には言えないけど、全くしつけができていない場合、2匹目迎え入れは大変なことになりそう。
シニア期の介護のトイレ事情を考えると…断然、お世話がしやすいオスです。
先代犬達で思った事があるんです。
オスだと、シニア期を迎えてトイレが大変になった時に、マナーベルトをつけてもうんちは外に出せて毎回シャワーでお尻を洗う必要がないので(詳しくは後述)、お互いストレスがなく、最後までお世話がしやすかったです。
シニアになった際のお話はもちろんのこと、マナーパンツを履かせてメスがオシッコをすると、周囲の毛が広範囲まで濡れてカピカピになったりするんですよね。
トイプードルはオスとメスどちらがおすすめ?
特徴が違うので、オススメと言うよりは「飼う側がどちらと生活していきやすいか」を考える必要があると考えます。
四六時中甘えん坊のオスは、常に甘えて欲しい人とは相性ピッタリだと思います。ただ去勢をしない場合、マーキングに悩まされると思います。
メスは、ツンデレなのと、気が強く気分屋さんなので、犬のイメージを「いつも甘えてくれる生き物!」と思ってる人には物足りなく感じたりするかもと思います。
ただ、私は以下の二つを課題として考えお迎えして欲しいと思っています。
- お迎え後、適正な時期に去勢や避妊をするのか
- シニア期のお世話の違い(メスについての部分で後述)
元気な時よりも、病気や寝たきり、最後の時を迎える時のお世話の仕方を考えて、オスメスを選ぶのも大切ではないかと私は思います。
オスについて
迎え入れた時の様子
シュシュは、お店で出会った瞬間から愛想よく元気に動き回っていて、人懐っこい印象でした。全くお迎えするつもりがなかったのに、他の可愛い子もいたけど、シュシュにキュンキュンして迎えてしまいました。
帰宅後も、お店での印象と同じで愛想よく元気に動き回り、階段からジャンプしたりも。
吠えについては、家に来たときは、ケージの中から要求鳴きでキューキュー鳴いていて、要求が通らないと子犬らしいワンと聞こえないようなアンアンって感じでないてました。要求に応えないようにしていると、一週間程で要求吠えをあまりしなくなりました。
オスを飼ってみて大変なこと
オスは防衛本能や警戒心が強いので、小さな物音などに敏感に吠える事です。
チャイム、救急車、消防車などには吠えませんが、足音やガタッと言う物音に吠えやすいです。あと、黒い服装の人にも吠えます。特に男性の全身が黒い服装の人には必ず吠えます。
はじまった時期としては…
お散歩に出たり、社会化を学びだす頃からよく吠えるようになった気がします。
余談ですが、寝る時ヴィヴィちゃんは私の腕枕で寝ますが、シュシュは必ず足元で寝ます。一緒に寝よう!と呼び寄せても、少しだけ寄り添ったら再び足元へ行き寝ています。足元側に扉もある事から、飼い主を守っての行動ではないかと思っています。
ヴィヴィちゃんを警護する態度からも、自分は妹や飼い主を守らないと💡と強く思っている性格で、よく吠えるのだと理解はしていますが、夜中も突然吠えるのでもう少し減ると有り難いです。
オスを飼って楽なこと
去勢をしているシュシュは、母犬かの如く下の子の面倒をみてくれます。
遊び相手になってくれたり、添い寝してあげたり、自分が寝てても妹に「遊ぼう!」って誘われると起きて遊んであげるし、ワンプロも物凄く手加減して負けてあげてます。
妹が本気になって噛んだとしても、絶対本気で噛むこともなく、お腹を見せて負けるふりをしています。
外でも、SPの様に守ってくれる頼もしい兄です。
ドックランで他の犬が妹に寄ってきたら、間にサッと入ってちょっかい出されるのを阻止したり、前足で押されたりしていると、危険だと思い妹の前に立ちはだかり、吠えながら後ろ足で砂をかいて威嚇し相手が諦めて退散するまで頑張ってます。
兄の威厳はきちんと示すオス
妹に想いのシュシュではありますが、優しいばかりではありません。
ヴィヴィは、家では自分のほうが強いとアピールするかの如くマウンティングもします。メスのシニアのふーちゃんは怒らないのでしょっちゅう背中に乗られてマウンティングされてます。
いつも遊びでは負けてくれるので、シュシュにもマウンティングをしようとしますが、それはさすがに許しません。
サッと逃げるか、逆にヴィヴィちゃんを押さえてマウンティングするふりをして、上下関係をきちんと示しているようです。
オスのこういうところが好き、可愛い!
基本的に男の子のほうが甘えん坊だと思います。
早めに去勢さえしておけば、(足をあげてオシッコをし始める迄) 気性も穏やかなままなのでパピー期がずっと続いてるような甘えん坊な性格でとっても可愛いです。
また、男の子は素直で単純で、いたいけないかわいらしさがあります。
シュシュは、ブラッシングが痛かったり、軽く拗ねると呼んでも無視するし、遊んで欲しい時や甘えたい時に応えてもらえない時や、お留守番の日が続くとわざとソファーにお漏らしをすることもありますが、憎めません。
叱られそうな時も、察知して反省した顔をしたり…と、とにかく愛おしくなります。
メスについて
迎え入れた時の様子
ヴィヴィは、ブリーダーさんのところで面会した時は、泣きもせず、無口で大人しくて、抱っこしてもジーッとしていてとても飼いやすそうだな!って印象でした。
しかし、家についたとたん走り回って別人(犬)状態!網で囲ったケージ風の所に入れたら、よじ登ってジャンプで降りて脱走💦お店では猫を被ってたようで、お転婆すぎてビックリ!忍者みたいな子でした💦
吠えについては、ほぼ吠えませんでした。来たときから、鳴くときはワンではなくてキューキューって感じです。
おとなしい気質の子を迎えたいと思っても、見極める方法はないってことになりますね。
うちは、オスもメスも面会した時と同じでした。オスは、1歩2歩恐る恐る歩くだけだったのに、メスは吠えて飛んで暴れて大騒ぎで、家に帰った日、部屋中を駆け回り低血糖になってしまうかと焦りました。
メスを飼って大変なこと
オスよりも気が強いため、寝てる時や、自分が触られたくない時に触られると、唸ったり噛んできます。
気分屋さんな一面もあり、呼んでも来ない事がよくあるので、リードを絶対に離せないです。むしろ、呼ぶと逆方向に走る(逃げる)事もしばしばあります。
fa-arrow-circle-downココ重要
メスのシニア期には、オムツが必須です。市販の犬用オムツだとうんちはオムツ内に回収されてしまうので、しょっちゅうお尻回りをシャワーで綺麗にしてあげないといけないのがとても大変です。
ハイシニアになると体つきもかなり変わってきて、痩せた場合、実際の体型より小さなオムツじゃないとウエストサイズが合いません。すると、💩の出るスペースが小さくて引っ掛かかってしまうんです。
今は、人間の赤ちゃん用のオムツを分解した自作オムツと術後服を組み合わせて使用しているので、オシッコはオムツ内に、うんちは外へ出るようにできてますが、長時間留守にする時は、数回のオシッコが受け止めきれず漏れることもあります。
飼うとき、こんな事までは考えませんが、こういった情報は本当に大切ですね。
メスを飼って楽なこと
その子によるとは思うのですが、メスはオスよりも無駄吠えが少ない気がします。
オスだと、警戒心が強く些細な物音でも吠えやすかったり、一匹が吠えるとつられて吠えますが、メスは自分が興味がないと無駄に吠えずお利口さんです。
たまに吠えても、注意するとすぐにやめますし、しつこく吠えるオスとは違い、メスの方が気持ちを切り替えるのが上手だと思います。
小さな物音にも敏感に反応せず、夜中に急に吠えることもないので、気を張る必要もありません。
また、常にベッタリじゃなく、構って欲しい時だけ近寄ってくるので自分の時間が作りやすいです。
たとえば、家で仕事をしている時、サッと膝に乗ってきて寝るのですが、少し時間が経つと自分のベッドに寝に行きます。それを繰り返し、仕事の邪魔にならない程度に甘えたり離れたりしてくれます。こちらが相手をしないといけない!って事がないからとても楽です。
オスのシュシュは、寝るのに飽きたらオモチャを持って一緒に遊ぼうって甘えてきます。
そして、メスの方がべったりじゃないところは同じです。
メスのこういうところが好き、可愛い!
ヴィヴィはツンデレが上手なので、素っ気ない時からの「いきなりの甘えん坊モード」になる時が、めちゃくちゃ可愛く感じます。
素っ気ない時は、自分のベッドでくつろいでいて、呼んでもあまり目を合わせてくれません。聞こえないふりをします。
なのに、私が寝ようとしてベッドに行くと急いで走ってきて、私の胸の当たりに体を乗せて顔を見つめてきて、好きよ❤️ってアピールしてきます。撫でてあげると嬉しそうに仰向けになり、撫でるのをやめると顔を前足でトントン叩いてきて、もっと撫でて!って催促してきます。
日中忙しくて構ってあげれなくても、寝る時のこのコミュニケーションは毎日必ずしてきます。これで本人は納得してぐっすり寝れるようで、私もこの可愛いやりとりで1日の疲れから解放される気がします。
去勢手術避妊手術後、性格は変わりましたか?マーキングは?
シュシュ(男の子1歳7ヶ月)は、かなり早めの生後4ヶ月で去勢手術をしています。理由は、シュシュのオスの本能が目覚め世代交代の縄張り争いで、先住犬のハイシニアに怪我をさせないためでした。(未去勢のオスの多頭飼いは、噛み付いたりマーキング合戦で本当に大変でした。)
ですから、パピー期の性格のまま成犬になった感じで、オスのしての本能どころか、母犬?と思うほどに、ヴィヴィちゃんやふーちゃん(メス20歳)のお世話をしてます。
ヴィヴィちゃんの避妊手術後についても、あまり変わりはありません。
唯一変化したことと言えば、散歩やドックランで、マーキングをするようになりました。避妊手術をしなかった歴代のメス達には一度もみられなかった光景なので、避妊手術でホルモンバランスが変わったからなのではないか!?と推測しています。
同じような避妊後のワンちゃんのお友だちもいるので、避妊後オス化するのかもしれません。
はじめ、6ヶ月以前のパピー期は「外でおしっこをあまりしないだけで回数が増えた」と思い込んでいました。
でも、術後は散歩へ行くと何度も何度も繰り返し、最後には1滴2滴でも絞り出すようにするんです。それ、マーキングだったのか…。
ホルモンバランスが変わって「オス化」したのかも? というママさんの言葉に納得!エストロゲンの分泌が関わっているのでしょうか。
トイプードルは毛色によって性格が違う?
多少、違いはあるんじゃないかと思います。
レッドとブラックを飼ってきましたが、レッドは甘えん坊な子が多く飼い主の感情を読み取ろうと、いつも顔を見ているイメージです。飼い主とのボール遊びもとっても大好きです。一緒に遊べない時は一人でも活動的に遊びます。
ブラックは、レッド程甘えん坊ではなく、ボール遊びもレッドよりもしつこく要求しないです。
トイプードルのいる暮らしの中で感じる幸せ
私は、犬の成長ぶりを見るのが一番の幸せです。
歴代、犬嫌いな犬を飼ったことが無かったのですが、シュシュは初めての犬嫌いな犬で、犬と仲良くなれるように色んな事を試してきましたが、コレ!と言う解決策を見つけてあげれなくて…
そんな中、妹をお迎えすることになり、妹と仲良くできるのか?
かなり悩んだのですが、お迎えに行った帰りの車で、それはそれは嬉しそうに妹の匂いを嗅いだり舐めたりして溺愛し始めたのがキッカケで急激に性格が変わり、外でも妹を守るために犬と関わっていけるようになりました。
そんな姿や成長を見れる事がとても幸せだと思います。
トイプードルを飼う上で、これは絶対覚悟して
トイプードルは、とっても甘えん坊で、飼い主さんに構って貰う事や誉められる事が大好きです!
でも、とても頭が良いのでパピー期にしっかりとしつけをしないと、言うことを聞かずワガママになってしまいます。
後から修正するのはとても大変なので、飼い主さんもしつけの仕方の勉強をして犬との良い関係を作らないといけないと思います。
トイプー以外にもいた❤️歴代ワンちゃん
ふーちゃんシュシュくんヴィヴィちゃんママは、6匹のトイプードル以外にも、3匹のワンちゃんを飼っていらっしゃいました。
マルチーズ
ペリーちゃん
・メス(避妊手術なし)
・17才頃永眠
・体重 2キロ程
・誕生日 1989年7月18日
・カラー 白
ゴールデンレトリバー
チャッピーちゃん
・メス(避妊手術なし)
・12才頃永眠
・体重 23キロ程
・カラー ゴールド
残念ながらお写真はなし
ジョリーちゃん
・メス(避妊手術なし)
・10才頃永眠
・体重 8キロ程
・誕生日 1983年3月28日
・カラー セーブル&ホワイト
なんと、うさぎちゃんもいるそうです。以下は、シュシュくんとうさぎちゃんです。動物が好きすぎるママさんは日々、忙しいながらも幸せな日々を送っています。
最後に
色々なお話がありましたが、トイプードルはオスとメスどちらが飼いやすいとは言えない。そもそもトイプードルも「飼いやすい」とは限りません。
以下の、105人の方の「トイプードルの飼いやすさ」アンケートもご参考になさってくださいね。