犬用歯ブラシおすすめランキング！実際に使ってレビュー

※本ページには広告が含まれていますが、しっかりと検証テストを行いレビューしています。

歯ブラシの歯磨きは毎日必要？

 

歯ブラシをご紹介する前に、歯磨きの頻度についてお話します。

犬の歯ブラシのベストな頻度は、本当は「毎日」ですが、綺麗に磨くことができるのを前提に「2日に1回」「3日に1回」でも構いません。

わんちゃんの歯石ができるのは3日ほどですが、歯石になる前に歯垢を掃除できれば、毎日でなくても問題ありません。

それに、毎日しなくても綺麗な歯を維持できる「歯が汚れにくいわんちゃん」もいます。（うちの上の子がそうです。）個体差によって、汚れやすい犬・汚れにくい犬がいるんですね。

上記画像のように、うちは2匹同じように磨いていても歯石のつき方や着色汚れが全く異なります。

毎日歯磨きするに越したことはありませんが、多頭飼いの方は同じように歯磨きして見比べてみるといいでしょう。徐々にわかってくると思いますよ。

犬用歯ブラシの選び方

犬の歯ブラシを選ぶ一番の条件は、ヘッドサイズです。

そして、柔らかさも重要ですが、密度や毛の高さによって柔らかさに違いが出るため、「柔らかさ」「毛の高さ」「密度」の3つのバランスが良い歯ブラシを選ぶ必要があります。

それに加え、「飼い主さんの使いやすさ」も重要なポイントです。

ヘッドサイズは前歯2〜3本分

 
ヘッドサイズは、そのわんちゃんの前歯の2〜3本分を目安に選びましょう。

ただし、あくまでも目安です。あまり小さすぎる歯ブラシを選ぶと、磨きづらく安定して歯ブラシが動かせません。当たる面も少なくなるため、磨き残して歯垢ができる原因にもなります。

少し大きいかな？と思っても、前臼歯や後臼歯の歯垢がたまりやすい部分はサクッとしっかり磨けるため、2つのサイズの歯ブラシを使い分けするのもおすすめです。

「柔らかさ」と「適度な密度」

犬の歯のエナメル質は、人の歯より厚みが薄く傷つきやすいため、歯ブラシの柔らかさは、一番大切なチェックポイントです。硬い歯ブラシは、歯肉を痛める原因にもなりますよ。

密度の高い歯ブラシは、歯と接する面積が多くなり、綺麗に磨くことができます。

ですが、毛先が柔らかくても密度が高すぎると、歯や歯ぐきへの当たりが強くなってしまいます。要は、高密度すぎると弾力性が低くなるため毛先が柔らかくても硬く感じてしまうんですね。

また、密集しすぎて毛束が全く開かず、奥歯の磨きにくい部分に毛先が届きません。

密度が低い歯ブラシは、細かな部分へ届きやすいメリットがありますが、歯に当たる面が少なく柔らかさが半減、掃除効果も低下します。

適度な「毛の高さ（長さ）」

歯ブラシの毛先の長さ（高さ）は、より短い（低い）方が磨きやすい、奥まで入れやすいと思いがちですが、そうとは言い切れません。

高密度の歯ブラシの場合、毛が短かいと、毛先が奥の歯までうまく届かない上、柔らかさが半減しわんちゃんにとって優しい磨き心地ではなくなります。

毛は短いほど弾力性が低くなり、硬くなるからですね。低密度の場合でも、毛が短い方が硬く感じるのは同じです。

逆に毛の長すぎる（高さのある）歯ブラシは、わんちゃんのお口の中でうまく動かせず、綺麗に歯磨きができなくなりますね。特にあごの小さい小型犬では、歯ブラシを入れるだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。

ブラシの素材

歯ブラシには大きく分けて「飽和ポリエステル樹脂(PBT)」と「ナイロン」「天然毛」3つの素材があります。以下がそれぞれのメリットデメリットです。

 
それぞれにメリットデメリットがありますが、ワタシ個人的に「人口毛」の場合は、毛のしなやかさや耐久性を考慮して、ナイロンより「PBT」がおすすめです。

持ち手の長さ・太さ/使いやすさ

犬の歯磨きは、自分で歯磨きするのとはわけが違いますよね。わんちゃんが嫌がって動いてしまったり、思うような角度では磨けなかったり…飼い主さんの使いやすさも重要なポイントです。

持ち手の長さや太さ、取り回ししやすい歯ブラシを選びましょう。

ワタシ個人的にお口の小さな小型犬におすすめするのは、柄の部分が細めで、長さが15〜17cm、少しカーブのかかった歯ブラシです。

ただし、人それぞれ使いやすさは異なるため、実際に使い比べてみるしか方法はありません。Aさんにとっては使いやすくても、Bさんにとって使いやすいとは限らないからですよ。

実際に使って検証！犬におすすめの歯ブラシランキング

さまざまな犬用歯ブラシを使ってみた中、以下の項目を満たす歯ブラシのランキング5位までご紹介します。

• わんちゃんの歯や歯肉への優しさ
• 奥歯の裏まで磨けるか、表面を負担なく磨けるか、磨きやすさ
• 飼い主さんの取り回しのしやすさ/使いやすさ

毛が硬かったり使いにくい歯ブラシもあったので、5位以降は特に順位をつけず、使った感想のご紹介となります。

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※商品名をタップすると詳細にジャンプします。

ランキング	1位	2位	3位	4位	5位	順位なし
画像
商品名	天使の歯ブラシ	ミガケンデ	泡雪	OraBioブラシMINI 2本	SEKEED	LION PETKISS	メイドオブオーガニクス フォードッグ　ワンタフト	ペスルーム犬猫用歯ブラシ	Doyime2本	CHURACY3本	ドクターゲキオチ	シズ公マイクロヘッド	JAYU PETデンタルケアブラシ	KASAKふさふさナノ　3本
最安値（税込）	1,320円	1,338円	2,210円	1,125円	1,000円	336円	960円	2,200円	899円	1,300円	1,332円	550円	999円	1,899円
ヘッドサイズ （1、2、3、4で分類）	2	3	2	1 綿棒サイズ	2	1 綿棒サイズ	1 綿棒サイズ	1 綿棒サイズ	2	3	4	1 綿棒サイズ	2 横型	3
長さ	SS：16.6cm S：15cm	14.9cm	16.8cm	15.2cm	16.5cm	15cm	14.5cm	14.7cm	17cm	14.5cm	18cm	16.5cm	17cm	13.5cm
対象	超小型犬〜中型犬	小型犬〜中型犬	超小型犬〜中型犬	超小型犬〜中型犬の奥歯	超小型犬〜中型犬	超小型犬〜中型犬の奥歯	超小型犬〜ピンポイント磨きに	超小型犬〜中型犬の奥歯	小型犬〜中型犬	小型犬〜中型犬	中型犬〜大型犬	2.5kg未満のわんちゃんと記載	中型犬〜	小型犬〜中型犬
ポイント	奥歯の細かな部分も、大きな歯も磨きやすく綺麗に磨ける	獣医師と共同開発 高級天然毛で飲み込んでも安心	全て白金ナノ粒子を使った抗菌性の高い素材	犬の歯科衛生士が開発 歯垢が残りにくい毛量を検証	毛先が奥まで届いて綺麗に磨ける ピカイチの柔らかさ	歯周ポケットまで綺麗に	柔らかくしなるネック（？）	FDA認証済み　11種類の有害物質不使用	ー	ー	ピラミッドカット 獣医師と共同開発	ブラシ部は柄に対して15°傾斜して操作性が良い	15種類の有害物質府検出 3Dフィンガーグリップ	獣医師監修（？）
毛の素材/細さ	PBT 0.08mm プラチナの粒子含浸	ー 天然毛（ヤギ）	PBT 0.08mm プラチナノコーティング	ナイロン 0.07mm	PBT ー	PBT 0.02mm	ナイロン ー	PBT 0.08mm	PBT ー	ー ー	PBT ー	ナイロン ー	ー 0.08mm	ー ー
柔らかさ					＋★★
磨きやすさ
使いやすさ
生産国	日本	日本	日本	日本	中国	日本	日本	韓国	中国	中国	日本	日本	韓国	ー

【ランキング1位】天使の歯ブラシ

最も最高の歯ブラシ！柔らかさ・密度・高さ・磨きやすさ全てが完璧！使い分けせずとも、この1本で綺麗に磨ける

楽天をはじめAmazonやヤフーでも大人気！高評価の犬用歯ブラシです。さまざまな歯ブラシを使ってきましたが、ここまで完璧な歯ブラシはありません。マズルの長い犬でも鼻ぺちゃさんでもOKですよ。

毛先の細さは0.08mmで羽毛のように柔らかいから、前歯や小さな歯を磨く時にも歯ぐきを痛めず、マッサージ効果の役割も果たします。

 

歯垢が溜まりやすい前臼歯（裂肉歯）はもちろん、一番奥の歯の磨きにくい部分にも毛先がしっかり届いて、綺麗に磨くことができます。

毛は、抗菌効果・抗ウィルス効果・消臭効果のあるプラチナノコーティング。6項目の毒性試験により安全性も保証されているから安心。柄の細さと長さも、使い回ししやすいサイズと形状で、この天使の歯ブラシ以上に使い勝手のいい歯ブラシはありませんでした。

うちが使っているのは、SSサイズです。

 

 
※天使の歯ブラシが出始めた頃は、ヘッドの先端が四角でしたが、現在は丸くなりました。

 
もう少しカーブがあった方がいいような気もしますが、ヘッドが小さいから問題なく奥まで入ります。ちょうど持つ部分が緩やかに凹んでいるのも高ポイント。

以下は、一時期使っていたSサイズ。SSと比べると大きめです。

 

 

 

2〜6kgくらいのわんちゃんにおすすめするのは、SSサイズ。それ以降〜10kgまではSサイズでしょうか。Sサイズなら中型犬でもOKですが、Mサイズもありますよ。

天使の歯ブラシに、デメリットは一切ありません。ワタシにとってパーフェクトの歯ブラシです。

【ランキング2位】MIGAKENDE®　ミガケンデ

ヤギの天然毛で磨き心地はピカイチの優しさ！歯茎の弱い子におすすめ。万が一飲み込んでも大丈夫だから歯ブラシを噛むわんちゃんでも安心。

ミガケンデは、高級はけに使用される天然毛を使い、創業70年の職人技で作られた歯ブラシです。きっかけは、トイプードルの歯石を病院で除去する際、歯が抜けてしまったからなのだとか。。愛犬家が実際に感じた想いで作られているんですね。

 

実は、下の子を迎えるまで3kgの子にミガケンデを愛用していました。天使の歯ブラシに出会わなければ、そのまま使っていたほど良い歯ブラシです。はじめて歯ブラシを手に取った時、ヤギの毛のやわらかさに感動すらしました。

犬の傷つきやすいエナメル質に負担をかけず、歯肉にも優しい天然毛。従来の歯ブラシの5〜10倍植毛されているから、綺麗に汚れをかき取り掃除しやすくなっています。

 

奥の歯の裏側はあまり届かず、これ一本で綺麗にするのは難しいので奥歯用の小さい歯ブラシと併用するのが○ですよ。

 

柄のサイズも若干短く、ストレート形状なので持ちやすさや磨きやすさはほんの少しだけマイナスポイント。

当時、うちの子はすぐ歯茎が赤くなっていたので、他の歯ブラシは使えませんでした。歯茎の弱いわんちゃんにおすすめです。

【ランキング3位】泡雪

溶けそうなほど柔らかくて犬に優しい。使いやすさもピカイチ。密度が高すぎて奥歯の隅には届きにくいのがデメリット

泡雪は、ブラシからハンドルまで、全て白金ナノ粒子を使った抗菌性の高い素材で、雑菌の繁殖を防ぎやすいメリットがあります。

ワタシが初めて泡雪を知ったのは、ドッグサロンで取り扱われていて見かけたのがきっかけでした。

ずっと気になっていて購入してみると、「泡雪」というネーミングにぴったりで本当に溶けそうなほどの柔らかさ。ワタシ一押しの天使の歯ブラシと同じようなフワフワ感です。

 

 

 

高さの要因も少しは関係していますが密度が高すぎて毛束が微動だにしないのがデメリットでした。長さがあると、毛束が分かれて毛先が奥へ届きますが、泡雪は奥歯の隅まで毛先が届きません。

 
また、普通に磨いても、密度が高いせいで、本当にほんの少しだけ硬く感じます。

なかなかのいいお値段なので、これ一本で済ませたいものの、奥歯用の小さい歯ブラシの併用は、必須だと思います。

【ランキング4位】OraBioオーラバイオブラシMINI 2本入

犬の歯科衛生士が開発。業界最小王クラスの極小サイズで高さも超絶低いから、奥へしっかり滑り込ませて奥歯を磨ける！

 

「部分磨き」におすすめしたいオーラバイオブラシ MINI。「綿棒サイズ」と名売っているように、本当に小さく薄く毛は0.07mmで超極細。奥の磨き残しもしっかりとお掃除が可能です。

 

 
犬の歯科衛生士が「歯垢が残りにくい毛量を検証」して開発されているのだそうですよ。

デメリットは、密度の低さと、素材が「ナイロン」という部分。毛1本1本は柔らかいと言えるものの、荒いため磨くとソフト感が低く、毛先の当たりがほんの僅かに硬い感じ。毛先の処理のせいもあるかもしれませんが、ナイロン素材も関係していそうです。

 
以下綿棒とのサイズ比較もご参考になさってくださいね。

 

【ランキング5位】SEKEED（Historee）

柔らかさだけで言えば100点満点！磨きやすさも最高の逸品！1本ワンコインで嬉しいけど、耐久性が低い

SEKEED（Historee）の犬用歯ブラシは、「これ以上犬に優しい歯ブラシはない」と言えるほどの柔らかさです。それは、適度な密度と、それなりの高さがあるからですよ。

 

 

ヘッドの大きさも1cm×1cmで大変コンパクト。丸い形状で小型犬の小さなお口の中でも動かしやすく、適度な密度（天使の歯ブラシより低い）で奥歯にもしっかり届き綺麗に磨けます。

 

 
でも、もしかすると、毛の長さ（天使の歯ブラシより長い）があって「使いにくい」と思う方がいるしれません。そう考えると、やはり天使の歯ブラシを超える歯ブラシはないのかも。

もう1つのデメリットは、耐久性が低いこと。毛先の開きが早い印象です。少なくとも1ヶ月単位で交換が必要のように感じましたよ。常に新調して衛生的に使用できるのは嬉しいですね。

LION PETKISSデンタルブラシ コンパクト

毛先は0.02mmの超極細！歯間や歯周ポケット内のカスや汚れを綺麗にできる。小さすぎるため、仕上げ磨きや奥歯用におすすめ

 
ここでご紹介している歯ブラシの中で、もっとも極細の0.02mmという毛の細さ。歯周ポケットの中まで磨けてわんちゃんを歯周病から守ります。さらに、奥歯まで簡単に届く極薄でコンパクトなヘッドサイズ。さすが、ライオンといった感じです。

 
密度がもう少し高ければ…と思いますが、この価格で文句は言えません。ワタシ的に、全体磨きには不安が残るため、歯と歯ぐきの境目の仕上げ磨きや奥歯用としての併用をおすすめします。

ただ、柄の部分が少し持ちにくく、膨らみや凹みはあまり意味がありません。

メイドオブオーガニクス フォードッグ　ワンタフト

歯石が溜まる溝のピンポイント磨きに最適。血が出たことがあるため、歯茎に当たる部分にはおすすめできない

ワタシがこのワンタフトを購入したのは、歯石がついてしまった「上あごの第四前臼歯の溝」と、「下あごの第四後臼歯の内側の溝」を磨くためでした。

ついてしまった歯石は取れませんが、ピンポイントで磨くことによって、少しでも取れたらいいなと思って使用していました。

※何度も使用したものなので、毛がバサバサになっています。

 

ワタシは当時今よりも歯磨きが下手だったので、奥歯に使って血が出たことがあります。わんちゃんがおとなしくしていて、かつそっと優しく磨くことができる場合以外は歯茎に当たる部分への使用は控えた方がいいような気がします。

実際に、以下のような口コミがあります。

「ヘッドが小さいので我が家の超小型犬(1.7キロ)と小型犬(4キロ)ともに奥歯の裏まで磨けます。」

気になる方は一度試してみてくださいね。

長さはありませんが、六角形の形状が意外と使いやすく感じました。

ペスルーム犬猫用歯ブラシ

11種類の有害物質不使用で「FDA認証済み」なのはとっても安心。毛の硬さやサイズ感、いずれも中途半端な印象

11種類の有害物質不使用（アンチモン・クロミウム・ヒ素・セレニウム・バリウム・ビスフェノール・カドミウム・PBBs・鉛・PBDES・水銀）でFDA認証済みという、本当に安心できるペスルームの歯ブラシ。

ですが、ワタシ的には高額な価格に見合うメリットは見出せませんでした。

 
毛先の細さは0.08mmですが、同じサイズの上位歯ブラシと比べると、毛先に硬さを感じます。コーティングされていないからでしょうか。切りっぱなしというイメージもありました。

 
コンパクトな歯ブラシを使いたい方にとっては、「サイズが小さいんだから、もう少し毛が短ければいいのに…」と思ってしまうようなサイズ感。ワタシ的には、持ち手のグリップが、あまり意味がない場所にあるように感じました。

Doyime犬用専用歯ブラシ (2本入り)

柔らかいが密度があって毛が長い。泡雪の模倣品？先端が四角いヘッドの形状はよろしくないが、価格勝負なら意外といけるかも？

「泡雪」と並べると、ヘッド以外に違いはないと言えるほどそっくりの中国製歯ブラシです。毛先に触ってみると、淡雪を思わせるほど似た感触。若干高さと大きさが違うものの、とってもよく似ています。（初期の天使の歯ブラシの模倣品という可能性も？）

 
ヘッド先端の角が張っているため、奥へ滑り込ませにくく、きちんと磨くことができませんでした。やはりわんちゃん用の歯ブラシは丸みを帯びたヘッドが◎です。

 
 

 
2本で900円弱という安さなので、お財布に優しくはあるものの、使用されている素材が明確ではないものは×。犬の安全性を重視するなら、やめておいた方がいいと思うのがワタシの意見です。

CHURACY3本

大きさは天使の歯ブラシのSサイズと同等。密度が若干高いため、柔らかさには欠ける。材質なども不明だがコスパでいくならアリかも

短時間で表面の汚れが取れやすい少し大きめの歯ブラシです。密度が高いためわずかに硬く感じますが、　そっと磨けば問題ありません。3本入りでとてもリーズナブル。コスパだけでいくならアリではないでしょうか。

 

細かい部分が磨きにくいことと、柄の部分が丸く太いので、使いにくく感じました。

 

ドクターゲキオチ

まるで人間用？大型犬用？大きい！思ったよりも柔らかくない。バサバサした毛の感じ。ピラミッドカットはなかなかに良き

ドクターゲキオチ歯ブラシのメーカー「サンテミナ」は、犬の歯磨きジェル【ドクターデンタルワン】で有名ですよね。多くの方がご存知ではないでしょうか。

大きさは1サイズのみ。ワタシ個人の感想は、大型犬のかと思うほど大きい印象でした。

 

PBT素材ですが、ナイロンのような感じの毛は、「思ったより柔らかくない」「もしかすると血が出るかも」と感じました。
柔らかさは密度が低いからで、耐久性も良くなさそうなイメージです。

 

 
とはいえ、口コミでは「4kg前後のトイプードルにはヘッドサイズがベスト」「今まで一番のクオリティ」という評価もあります。「20kgのスタンプーにちょうどいいサイズ」という口コミもあるので、本当に千差万別ですね。

自らお口を大きく開けてくれるわんちゃんには問題なく磨けるのかもしれませんが、ワタシの感覚では大型犬に向いていると思ったサイズ感でした。

※「ドクタースゴオチ」というネーミングでも販売されているようです。

シズ公　歯ブラシマイクロヘッド

硬さを感じるナイロン素材の毛先。4つの毛束しかないため磨き残しが不安

「マイクロヘッドで2.5kg以下のわんちゃん向け」とありますが、毛束の割にヘッドサイズが大きいため、個人的には磨きづらい歯ブラシでした。

 

少し硬さがあるナイロン毛だから、歯肉への負担も否めません。一度使用したきりで次に使用したいと思えなかったのが正直な気持ちです。

でも、もちろん良い口コミもたくさんあります。「毛が柔らかく、ヘッドも小さいので顎と歯が小さいうちのわんこでも無理に顎を広げずに済み、楽に歯磨きをさせてあげられた。」

 
「3.3キロのトイプーの歯磨き仕上げに最適です」など、活躍している方もいますよ。

JAYU PETデンタルケアブラシ

獣医師、医師、韓医師が共同で開発したユニークな横型形状の歯ブラシ。使いこなせればアリなのかも

ドクターゲキオチと同じような毛の硬さ、少しバサバサした印象の犬用歯ブラシ。横型形状が磨きやすいと紹介されていますが、ワタシは使いこなすことができませんでした。

 
お口の中で動かしやすいヘッドのカーブが良かったと思いますが、普通の歯ブラシで慣れている方は、なかなか難しいような気がします。

KASAKふさふさナノ　3本

柔らかいが、密度が若干高いため弾力性が低い。持ち手の短さと太さは致命的。まるで子ども用歯ブラシみたい

4つ前にご紹介した、3本入りのCHURACY犬用専用歯ブラシと似たような毛の柔らかさ・密度・大きさの歯ブラシです。少し大きめなので、奥歯磨きには向きません。

 
短さと太さは、スプーンなどでよく見る、子どもが自分で持っても喉をつかないような形状の歯ブラシのようです。

 

ミニチュアダックスやミニチュアシュナウザー・柴犬などの高評価が入っていますが、中には2kgのチワワちゃんでもOKというレビューもあります。

「ナノ」というネーミングではありますが、ナノコーティングされているとは説明されていないのも、納得がいかない感じ。1本ごとにパッケージされていて、キャップがついている点では◎だと感じました。

犬に360℃歯ブラシは練習以外おすすめできない

くるっと360℃植毛されている歯ブラシは、歯ブラシを嫌がるわんちゃん、全く歯磨きさせてくれないわんちゃんの練習用には◎です。

でも、ワタシ個人的には、360℃歯ブラシはあまり綺麗に磨けないためおすすめできません。

360℃歯ブラシはぐるっと周囲に植毛されているため、毛が短くなっています。毛が短いとしなりにくくて、歯の上を滑るように動く傾向にあるんです。

その上、ゴシゴシした時、お口の中の粘膜を傷つけてしまう可能性や、破損して飲み込む恐れもあります。

これらについては、あらためて別記事でお話しますね。

歯ブラシと他のアイテムを併用して習慣化しよう

犬の歯磨きでもっとも重要なことは「習慣化」です。

うちの上の子は、きちんとできていた歯磨きが嫌になり、再度練習してできるようになりましたが、2回目嫌になったときには怒って噛むまでになってしまいました。

それでも、毎日こなせているのは「幼い頃からの習慣化」のおかげ。「しなくちゃいけないこと」だとわかっているので、諦めてさせてくれているんですね。

何しろうちの子の歯磨きは、1匹20分もかかります。歯磨きが終わった後の、2匹の喜びようったら。その後にもらえるご褒美を期待して大はしゃぎなんです。頑張ってくれているなぁと実感します。犬にとって、歯磨きなんて何されているのかもわからないものですもんね。

歯磨きが日々のルーティーンとなるよう歯ブラシ以外のアイテムも併せプラークコントロールをしましょう。練習も含め、色々なアイテムを試してみてくださいね。

歯磨きのサポートアイテムには、指サック型の歯ブラシや歯磨きシート・デンタルガム・デンタルトイ・飲む歯磨き・舐める歯磨き・サプリメントなどがあります。

また、UVライトを使って歯石が増えていないか、時々チェックしましょう。磨けている部分磨けていない部分を確認し、少しでも歯石が増えていれば、歯ブラシや磨き方の見直しをした方がいいですね。UVライトもスリムタイプがおすすめです。（絶対目に当てないようにしてくださいね）

犬の歯ブラシ売れ筋ランキング

実際によく売れている犬用歯ブラシのランキングもご覧ください。