【使って検証】犬用ペットシーツおすすめランキング!足濡れなしトイレシート

 

ペットシーツのランキング付け検証テストのポイント

ペットシーツ（犬用トイレシート）ランキングをつけるために行なった検証テストのポイントは以下の4つです。

• 吸水性（5項目）
• 消臭性
• 耐久性
• ヨレ具合や見た目の清潔感・コストetc

チェック1　吸水力5項目

吸水力のチェック項目は5つ

吸水力と一言で言ってもただ吸い込めば「吸収力がある」と言えるわけではありません。5つの項目で綿密に評価しています。

おしっこを「吸収するスピード」と「広がる範囲」「表面への逆戻り」。

ペットシーツ単体で使用できるか「横漏れ」も「同じ場所に何度もおしっこした場合の吸水性」もしっかりチェックしています。

実際の使用での検証はもちろん、シートの中央と端に、30cc（小型犬おしっこ1回分の量）、さらに4回分を垂らしてテスト。吸水性の良いものは、200ml（大型犬おしっこ1回分）を3回、計600mlの検証も行ないました。

チェック2　消臭力

排尿直後と数時間経過の2回チェック

実際に、犬がおしっこした後のニオイを検証。おしっこを吸い込んだシートは、時間が経過するとニオイがキツくなる傾向にあります。そのため、おしっこをした直後と、数時間経過した後の2回チェックしました。

チェック3　耐久性

2ヶ月の子犬のイタズラで検証

耐久性のテストは、人の手で行なっても、きちんとした検証はできません。

そのため実際に犬のイタズラにて検証しています。ちょうどいい具合に、うちに迎えた2匹目のトイ・プードルは、ゲージに入れるとトイレシーツにいたずらをしてしまう子でした。

チェック4　ヨレ具合や見た目の清潔感etc

シーツがヨレないか、来客のある家庭は清潔感も重視

暴れたり後ろ足で蹴ったりするワンちゃんもいるため、シーツがしっかりしているか、ヨレ具合も実際の使用によって確認しました。

またおしっこをした後、目立たないかどうかをチェックしています。黄色いおしっこが染み込んだシートが置いてあるのは、見た目的にあまりよろしくありませんよね。特に、来客時には清潔感に欠けてしまいます。

その他、収納やコスト面などもチェックし、総合的な評価を出しました。

愛犬にぴったりのペットシーツ（犬用トイレシート）の選び方

ランキングをご紹介する前に、どんなペットシーツを選べば良いのか、ペットシーツの選び方についてお話します。

サイズを選ぶ

多少の誤差はあるものの、一般的に基本的なペットシーツのサイズは、以下の3つとなっています。

• レギュラー：33cm×45cm
• ワイド：45cm×60cm
• スーパーワイド（ダブルワイド）：60cm×90cm

シーツのサイズは、犬が排泄するために、同じ場所でくるくると回れる程度の大きさが必要です。犬の体長の2〜3倍を目安にしましょう。

トイレトレーを使用する場合、まだパピーちゃんなら、成犬時の大きさを考慮して用意しましょう。

レギュラー

レギュラーは、超小型犬、小型犬におすすめの大きさ。トイプードル、ポメラニアン、マルチーズ、チワワ、ヨークシャー・テリアなどに適しています。

ワイド

ワイドサイズは、小型犬〜中型犬用になります。フレンチブルドッグ、柴犬、ビーグル、アメリカンコッカースパニエル、ボストン・テリアなどに適したサイズです。小型犬の多頭飼いや、お留守番が多い場合にもワイドサイズがおすすめ。

スーパーワイドサイズ（ダブルワイド）

スーパーワイド大型犬用となります。スタンダードプードル、ゴールデン・レトリバー、シベリアンハスキー、バーニーズマウンテンドッグなどに適しています。

複数枚敷きもあり

小型犬やパピーちゃんなら、ハーフサイズを数枚敷く方法があります。

大きめのケージをトイレに使用していたり、ワンちゃんスペースや部屋のある場合も、複数枚の小さいサイズのトイレシーツを敷き詰める使い方もあります。トイレシーツが滑らないゴムシート・シリコンシートや、少々割高ですが、ずれ防止テープつき機能のシートも便利。

動き回って排泄するワンちゃんでも安心。おしっこで汚れたシーツだけを取り替えればOKです。境目は折り返してテープで止めるなど工夫しましょう。

吸収力をチェック

ペットシーツでもっとも重要と言えるのが「吸水力」です。基本的には、吸水ポリマーが多く含まれた厚手のペットシーツの方が、たくさんの尿を吸収します。長時間お留守番をする子の場合は、厚型を選びましょう。

ただし、たくさん吸水するだけでは優れているとは言えません。「足濡れ」の原因は3つあります。

• オシッコしている最中に広がって濡れる「足濡れ」
• オシッコが終わってその場から離れる時に踏むことによる「足濡れ」
• 次のオシッコをする時にトイレシーツを踏む「足濡れ」

ですから、「たくさん吸収する力」「スポット吸収」「速乾性」「逆戻り」4つ備わっているのが、本当に良いペットシーツなんです。

おしっこを吸い込む速度が遅かったりシートへ大きく広がると、ワンちゃんの足や被毛についてしまいます。また、たとえスポットに瞬間吸収したとしても、逆戻りがあると、足濡れしておしっこのついた足でそのまま歩き、家の中はペタペタとオシッコスタンプを押しているようなもの。以下は、おしっこを踏んでしまった後歩いただけでついたヨガマットの上のオシッコスタンプです。カーペットでは見えませんが、家中おしっこだらけになってしまうかもしれません。アレルギーの方がどれだけ対策をしても、おしっこによる症状は免れられません。

また、表面へ逆戻りすると、綺麗好きの犬は嫌がって違う場所で尿や便を排泄することも…。

消臭力をチェック

おしっこシートのほとんどが、臭いも吸着し閉じ込めるようになっていますが、消臭性に特化したシーツがおすすめ。

ただし、消臭力がない方がいいという場合もあります。1回するごとにシーツを交換するなら、すぐに気づいた方がいいですよね。状況に応じて選ぶといいですね。

シーツ交換の頻度で選ぶ

犬用トイレシートを頻繁に交換できる場合は、使い捨ての薄型がおすすめ。1〜2回するごとに交換すると、臭いも見た目の清潔感もGOODです。1枚あたりの単価も安い上、かさばらず収納場所を選びません。

長時間お仕事に出られるなら、厚型を選びましょう。

耐久性は考える必要なし

耐久性については、検証した結果、ランキング付けの項目には入れる必要がないと判断しました。

上記は、わずか700g、2ヶ月の子犬がイタズラしたペットシーツの画像です。11種すべて壊滅的でした。

強度があって耐え抜いたペットシーツは皆無。子犬から成長したり、中型犬以上になれば、この程度ではすみません。多少強かろうが弱かろうが同じなんです。

シーツにイタズラをする子・イタズラする可能性のある子は、無条件で「トイレトレー」の使用が絶対必須です。

注意しなければならないのは、普段どれだけお利口さんな子でも、長時間のお留守番となると退屈になって、シーツを噛んだり引っ掻いたりする可能性もあるということ。誤飲すると生死に関わるため、必ずメッシュ付きトレーを使ってくださいね。洗えるトイレマットでも安心ですね。

 

※以下より表は全て横スクロールできます。

おすすめペットシーツランキングTOP10

それでは、11種類のペットシーツを実際に使用し、検証テストを繰り返した上で評価をつけたランキングをご紹介します。。マルシーズーの空太くんママから、実際に使用した感想もお聞きしていますので、併せてご紹介します。

ランキング表の後に、それぞれの商品の検証結果を掲載しています。商品名をタップすると、検証詳細にジャンプします。

※ランキング作成時の価格となっています。
日々、値段は変動するため必ず販売元でご確認ください。

1位　デオシート プレミアム 12時間超消臭＆超吸収

吸収力消臭力すべて最高レベルの品質！検証によりほぼ満点に近い評価。おしっこ跡もほぼ目立たず見た目もキレイ。

ワイドは中大型犬にもおすすめ。2リットルでも吸収する凄さ！

総合評価　29点/30点中

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デオシート プレミアムは、3つの特許特許技術が搭載されたものすごいペットシーツです。

吸収範囲はたった7cmと広がりも少なく、あっという間に高速で吸収するすごさ！同じ場所に4回（小型犬のおしっこ1回30cc×4）合計120cc垂らして検証しましたが、問題なくしっかり吸収。それでも、ふかふかした表面は、濡れている感ゼロ。サラサラです。

逆戻りは、検証テストで2番手だったものの、高い評価がつけられます。横漏れも全くなく、端部分からも吸い込まれていきました。

60×44cmのワイドに、2リットルを吸い込ませてみても、まだサラサラな場所もありました。

ワイドは、中型犬や、大きくなりすぎた小型犬におすすめのサイズです。10kgほどになってしまったデカプーちゃんやミニュチュアダックスちゃんなどもいますよね。そんな子には必見ですね。

シェルティ（シェットランド・シープドッグ）2匹でも、「飼い主さんが仕事から帰宅してもまだ使えそう」という口コミも！シェルティは10k前後ですから、大型犬1匹なら問題なさそうです。（おしっこをそこで足してくれればの話になりますが）

おしっこをした瞬間、消臭マイクロカプセルが反応し臭いを抑え、時間が経っても嫌なニオイが気になりません。臭気判定士という専門家も高い評価をしているくらいです。

さらに、おしっこの色が目立たず見た目も清潔。レギュラーでは1枚17.4円と少し割高のように感じますが、納得の品質。もっとも優れたペットシーツです。

ただ、シーツ表面の素材感が気になる方がいるかも知れません。同シリーズのデオシートも同じですが、毛羽立っていて爪や肉球に繊維が引っかかる可能性があります。イタズラのきっかけになる場合も。

とはいえ、ここまですごいペットシーツはなかなかありません！

レギュラー44×32cm

ワイド60×44cm

2位　コーチョーネオシーツカーボンDX犬用

ワタシも愛用！1番おすすめ

600ccでも十分に吸い込む優秀ぶり。サラサラで足濡れしない効果が1番高い！炭の力の消臭も満点。

大型犬用90×60cmのスーパーワイドも大変おすすめ‼

総合評価　27点/30点中

 

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上記1位のシーツとの差は、端部分の吸い込みの違いのみ。吸収力は抜群です。わずか9cmの広がり。端に流れて横漏れはするものの、表面が瞬時にサラッとして、もっとも足濡れしない評価となりました。

上記と同じように、同じ場所へ30ccのおしっこを4回垂らしても、表面はサラサラ。なんと400ccでもサラサラでした！しっかりと吸収ポリマーがおしっこをキャッチします。スーパーワイドでは、「中型犬3～4回分」「大型犬1～2回分」となっていますが、レギュラーの3倍以上の大きさなので、もっと楽々吸収することがわかります。上記デオシートと同じように、最大2リットル以上も吸収します。日本製というのも安心の1つですね。

薄グレーのカーボンタイプなので、おしっこが見えにくく見た目もキレイです。強力消臭の上、高速吸収5層構造だから、床への臭い移りもありません。ただ、空太くんママやその他レビューのように、ニオイについては感じ方が異なります。

 
カーボン素材だから、繊維の引っかかりもなく、いたずらもなくなる印象。しっかりしていてヨレも少ないところもGOODです。

レギュラー34×45cm

スーパーワイド60×90cm

3位　サラリ（Salari）瞬乾ペットシート

吸収力◎逆戻りゼロで優秀！天然国産ヒノキの消臭効果でおしっこ臭いゼロ！サラサラメッシュシートで清潔感は満点

総合評価　25点/30点中

 

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実は、サラリ（Salari）瞬乾ペットシートは、ワタシが感覚的に1番好きなペットシーツです。「さらり」という名の通り、表面がメッシュ加工でサラサラしていて、取り替えの際とっても気持ちいい気分なんです。おしっこ跡が目立たないパステルグリーンもとっても綺麗。

毛羽立っていないため、ちょっとくらい柔らかいうんちがついても拭き取ることも可能。さすがに下痢だと無理ですが、「あー今替えたばかりなのに…」ってことありますよね。

消臭力もかなり強力。おしっこのニオイが気になりません。

「瞬乾ペットシート」の名の通り、瞬く間に吸収する点もかなりの高品質。薄型なのに一度吸い込んだ後の逆戻り具合も、かなり優秀です。横漏れはしますが、端っこにする癖のあるうちの子で、ゲージの中に直置き使用していても、超小型犬のためあまり気になりません。

肉球の接触面積を小さくするすり鉢状のフィルムなので、「いつもサラサラ」「足濡れしない」というのは間違いありません。パッケージに「1日1枚」と書かれているのはちょっと過大ですが、同じ場所でもしっかり吸い込んでくれるので、長時間もちます。

また、爪で引っ掻いても引っかかりにくいから、おしっこ後に足で蹴ってもズレたりヨレることもありませんよ。

レギュラー45×32cm

ワイド60×44cm

4位　エアセレブ アロマティック ペットシーツ

吸収力は劣るがコスパ良し。香りはほのかで許容範囲。ニオイが混じることなく快適に消臭。超薄型なのになかなか優秀。価格重視の使い捨てにおすすめ。

総合評価　21点/30点中

吸収力などと比較してコストパフォーマンスが最高のトイレシートです。なんというか、使い心地もスッキリという感じ。おしっこをするたび交換できる方におすすめ。経済的にいつも清潔を保てます。

吸収力は優秀な厚型に及びませんが。超薄型にしては捨てたものじゃありません。約13cmほどで大きく広がるため、多少足濡れする可能性を考慮して使ってくださいね。

逆戻りについても、直後は足濡れする可能性も。ただ、繰り返しますが、超薄型の使い捨て以上の価値はあります。

消臭力もかなり優秀。おしっこをしてもアンモニア臭が漂ってきません。小さいスペースで大容量収納ができますし、旅行など出先へ持参するのはかさばらず大変便利です。

超薄型なのに、ハリがあってヨレないところも◎。白くて綺麗なカーボンタイプだから、獣医師からおしっこの色を確認するように言われた時にも、しっかりチェックできます。

レギュラー45×33cm

5位　しつけるシーツ W消臭NEO

吸水力テストの点数は○。トイレトレーニング効果はまちまち。可もなく不可もないシーツ。

総合評価　19点/30点中

さすがしつけ用とだけあって、しっかり吸収し表面はサラサラ。若干、広範囲に広がる傾向があるため尿量の多い子のトレーニングには不向きかも。

横漏れするため、はしっこにおしっこする癖のあるワンちゃんはトイレトレーは必須です。

エンボス加工された不織布で、しっかりとした硬めのシートだからシーツ交換時には、パタンパタンと手軽に折りたためて楽々。厚型タイプではありますが、スリムで幅を取らず、収納場所には困りません。

「しつけが楽になるいおいつき」となっていますが、ワタシの家では効果はありませんでした。

レギュラー45×33cm

6位　さらさらメッシュシーツ

サラサラ立体メッシュのV字構造。スポット的に吸収しおしっこが広がらないが、吸い込みは遅め。一度吸い込めばサラサラ。戻り具合は高評価。

総合評価　18点/30点中

サラリ（Salari）瞬乾ペットシートと同じようなシートの素材です。完全に吸い込んでサラサラするのは時間がかかり、おしっこをした瞬間踏んでしまえば、おしっこスタンプはまぬがれないでしょう。足拭きマットは必須です。

一度したおしっこの戻り具合は高評価。表面の細かなメッシュ加工で、おしっこが戻りにくい構造なのはたしかです。

ただ、同じ箇所への吸収テストは最悪。30ccを3回4回と垂らしていくと、吸い込みにくく、やっとのことで吸収したという感じでした。そして、表面はベチャベチャです。おしっこをした跡が目立ちにくく、見た目はとても清潔感があるので、使い捨てとしての使用をおすすめしたいペットシーツです。

厚型ですが、割とスリムなので収納の幅をあまりとりません。

レギュラー44×33cm

7位　デオシートしっかり超吸収 無香消臭タイプ

横漏れゼロだけど「超吸収」というわりには、吸収力に疑問。逆戻りで足濡れも不安。消臭効果も大きな効果は期待できない。

総合評価　18点/30点中

 
「デオシート独自の高速吸収ポリマーが、おしっこした瞬間おしっこも臭いを閉じ込め、広がりを抑えるから足濡れしない優秀ペットシーツ」で、大変人気のあるシートですが、期待外れの吸収力でした。1位の同じデオシートと、ここまで違うのは驚き。

吸収範囲は8cmと大変狭く優秀なものの、同じ場所へおしっこをした時の吸収力テストでは、なぜかおしっこをはじいてしまう時もありました。

10回以上試しましたが、6回はじいておしっこが溜まってしまいました。シーツごとに変わるのが不思議。そうなると、溜まったおしっこで足はべちょべちょになってしまいますよね。その点に不安も残り、マイナス評価。ランキング7位になった理由です。

しかし、「5kgのワンちゃんで1日2回の交換のみ」という口コミもありました。人の感じ方による判断は、本当にさまざまですね。

Amazonでは私がランキング2位に選んだ「ネオシーツカーボンDX」との比較レビューがありました。

「ネオシーツ カーボン DX 犬用」から乗り換えました。理由は松本秀樹がyoutubeで「デオシート」を絶賛しており、また単価が「ネオシーツ」より安かったからです。しかし最初の1枚で本品の品質機能がはっきり劣っているとわかりました。吸収能力・水分保持能力は非常に低く、ネオシーツとは比較になりません。あと２００枚以上残っており、自分の浅はかさにため息をついています。

引用元：Amazon

レギュラー44×32cm

8位　クリーンワン ダブルストップ

消臭完璧！抗菌剤入りで清潔安心。スポット吸収はピカイチだけどベチャベチャ。逆戻り横漏れは確実×

総合評価　15点/30点中

 

おしっこした範囲が6.5cmともっとも小さかったのが、このダブルストップでした。おしっこし終わるまでの足濡れは安心。しかし、なかなか乾かず速乾性はかなりマイナス。数時間経過しても濡れていました。おしっこ1回するごとに交換しなければならない始末。長時間の使用はできないと評価しました。厚型なのに、ポリマーの質が疑われます。

同じ箇所への吸収テストでは吸い込んできちんと固まるものの、表面はべちゃべちゃなまま。おしっこが終わってシーツから移動する際には足濡れしてしまいます。隅部分も全く吸収せず、横漏れしてしまいます。

消臭力は良く、炭の力はすごいんだなと実感しました。

ワタシが気に入らなかったのは、おしっこした時の色です。まだらな深緑になって、嘔吐物を連想するようなカラー。とても不潔な印象です。ネットショップの口コミは上々ですし、ペットショップやホームセンターでもよく見かけますが、とても売れているようです。

レギュラー44×33cm

9位　デオシート消臭フレグランス

吸収スピードは一流！フチ漏れもしないのに、なかなか乾かずベタベタべちゃべちゃ。速乾性が残念な結果に。

総合評価　14点/30点中

 

 

大変人気のあるデオシートシリーズの「デオシート消臭フレグランス」。シートの色はナチュラルピンクと可愛いカラーです。無香消臭と同じく、まさかのランキング結果となりました。

スピード吸収なのに、速乾性に欠けていて、後戻りが全然ダメ。1回のおしっこでもベタベタする感じで、おしっこを4回吸収させると表面は水浸しになってしまいました。

端の部分も難なく吸収しますが、水分保持力がこれでは、使い捨てと同じ。

また、香りが強すぎる印象です。ペットシーツ単体だと、ほのかに香る程度。いい匂いが漂っていますが、パッケージを開けると、結構な匂いが部屋に充満します。はじめのアロマの時とは違い、ワタシ自身もかなりストレス。

犬の臭覚は人間の3000倍から1万倍と言います。当然、犬のことを考慮して作られているでしょうが、ここまでのニオイをどのように感じているのか気になります。ですが、口コミによる評価は悪くありません。香りがあるため「老犬にとってトイレの場所がわかりやすい」「若いチワワでも好きみたい」という口コミもあります！

おしっこをした後の香りは、空太くんママの評価では、うまく消臭されていることですが「混ざって不快」「臭いが消える」と賛否両論。試したのは、フローラルシャボンですが、グリーンアロマの香りもあります。

レギュラー

10位　クリーンペットシーツ

トイレトレーを使う方におすすめ。心置きなく使えるのがメリット◎。おしっこが広範囲に広がるため足濡れ注意！

総合評価　12点/30点中

 

コスパはよく、心置きなく交換できる使い捨て超薄型のペットシーツです。吸収量はそれなり、広範囲に広がります。勢いよくおしっこが出ると、少し流れてしまいます。

上記は30ccの量です。空太くんママのご意見の通り、超小型犬やパピーちゃんなら問題ないでしょう。

ふにゃふにゃだから、ワンちゃんが暴れるとヨレたりズレたりしてしまいました。トイレトレーを使用する方には、節約の必要もなくジャンジャン使えるのが嬉しいところ。消臭性もあまり期待はできません。

 

レギュラー44×33cm

11位　超吸収

検証テストを十数回重ねても、おしっこをはじいて溜まってから吸い込む三流品。but一度吸い込んだ場所は1度はスムーズに吸収。戻り具合は悪くない。

総合評価　13点/30点中

ワタシは使用上では気づきませんでしたが、検証テストをすると、おしっこをはじいて溜まってしまうという吸収力のなさ。犬がおしっこをしている時、じっと見ていると、溜まってから吸い込む様子をはっきり目撃。あまりの吸い込みのスピードのなさに驚いたため、何十回と検証しましたが、残念ながら結果は同じでした。空太くんママの言う通り、何か膜のようなものでコーティングされているよう。

しばらく経過して吸い込んだ後、残っている水滴…。

一度吸い込んだ後の戻り具合は悪くありません。ただし、同じ箇所に小型犬おしっこ1回分の30ccを4回吸い込ませてみると、吸い込みは遅く、表面はベチャベチャ。「ペットボトル1本の吸収量」のキャッチフレーズはいったい？！

厚型とはいえ、若干のみ厚めで頼りない感じ。ポリマーのかたよりでしょうか…触ってみると均一の手触りではなく、硬い部分柔らかな部分とところどころ差がありました。高品質とは言い難い素材でもあります。使い捨てかつトイレトレーに入れて使用するなら、使えないことはないかも。

 

レギュラー44×33cm

【重要！】ペットシーツを購入する際の注意点

犬を迎えてペットシーツを準備する方、新しいペットシーツに変える方、選んだペットシーツは、まずは1つだけの購入にしましょう。なぜなら、そのペットシーツがその子に合うかどうかわからないからです。

空太くんは、お迎えした時のトイレシーツから新しいシーツに変えると、せっかくできるようになったトイレを失敗するようになったのだとか。トイレには乗らずに、ニオイを嗅ぐだけ嗅いで、違う場所でおしっこをしてしまったそうです。元のシーツに戻すと、やっぱりちゃんとできる。だから変えられないんですって。

だから、ママさんは、毎回　空太くんがトイレのフチに前足を乗せてしているオシッコを紙コップで採取して検証してくださっています。メッシュつきトレーを使っているのに、とってもデリケートな空太くん。面倒な検証をして下さったママさん、ご協力ありがとうございました！

ここまで敏感なワンちゃんもいるので、ワンちゃんの性格によっては、たとえ送料がかかったり、多少割高でも、まとめ買いはしない方がおすすめです。

ここで紹介したペットシーツにはありませんが、送料無料50円〜600円ほどで試せるお試しをしてみる手もありますね。割高にはなりますが、どうしても無駄にしたくないという方は利用してみましょう。

万が一使えずに余ってしまった場合、キッチンや脱衣所、雨の日の玄関先、掃除全般などで活用することもできますよ。

また、ペットシーツをはじめ、おやつやグッズなど、ありえないほど高額で販売されているショップがあるため注意してくださいね。きちんと定価を調べた上で購入しましょう。

最後に

犬を飼っている人はニオイに慣れてわからなくなってしまいますが、飼っていない人は「リビングが臭すぎてオエッとなった」という話も…。どれだけ気の置けない相手であっても、まさか本人に「臭うね」などとは言えません。

アンモニア臭を放置していると、下手すれば洋服などに臭い移りして、それだけで「ペットを飼っている」とわかってしまう場合もあるんですよ。マンション飼いならなおさら。獣臭だけでも充分クサいのに、輪をかけて異臭を放ってしまいますね。

ワンちゃんがリラックスしておしっこできるように、飼い主さんも快適に過ごすために、ペットシーツは本当に良いものを選びたいものです。

 
また、他のペットシーツを試した際には、ランキングへ追加していきたいと思います。